その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

口食うて一杯…

2022-12-24 09:16:38 | 転職

お雑煮も「有職料理」では汁物らしい^^;

「有職料理(ゆうそく料理)」なんて耳馴染みがない…だって、中国唐から台盤料理が伝わり、平安時代に花開いた料理のことだもの、庶民にはとんと縁のない料理のような気もするが…。そもそも「有職(ゆうしょく)」ならば、職業に就いていることであるけれど、「有職(ゆうそく)」と読むと、朝廷や公家の儀式、官職などに関する知識やそれに詳しい人を指すetc.らしく、やっぱり、庶民には縁遠いわぁ^^;
しかし、こと「お雑煮」に関しては、全国津々浦々、餅の形や具材に違いはあれど、庶民も口にしている訳ですから…「雑煮」という言葉も室町時代あたりに初めて出て来るらしい。儀式、形式は別にして、美味しいモノは、『貴賤貧富』の差なく広まるものらしい。(具材の別は抜きにしてね^^;)
一杯のお椀の中で、「セリ」の値段が一番高かったとグチる友人『ノロ社長』でありますが、小雪の年にいたずらして井戸水の排水路に植え付けてみた…その年の年末には、見事な「セリ」が密生して、この時期には貴重な収入となったのだけれど、収穫後に水洗いをして出荷する手間が掛かる。我が家は井戸水(年中16℃)だから、冷たさを感じないけれど、水道水で洗っていたら手がかじかむに違いない。毎年、実験を繰り返し、この時期に出荷できないかと画策しているのだけれど、夏場の雑草に悩み、雪で押しつぶされてしまう。本腰を入れない『実験』なんてこんなもんですわなぁ…『口食うて一杯』とは、「食べるだけで精一杯で、生活に余裕のないこと。」を言うらしいのですが、一杯の「お雑煮」をゴチになれるだけ、まだマシかもなんて思っておりますけれど(笑)


世はクリスマスでありますなぁ^^;

そうそう聞き馴れない言葉に、気象台の「顕著な大雪に関する気象情報」…昨日、23日に山形県でも発表されたようであります。「豪雪地帯」で短時間に顕著な降雪が観測され、今後も降り続くことが見込まれる場合に発表されるらしい。どうやら「記録的短時間大雨情報」の降雪版のようであります。2021年1月に初発令らしいから、耳馴染みがないのは当たり前かぁ…。すわこりゃ~大変と心して布団に入ったのだけれど、朝起きてみたら降雪10㎝程度で肩透かし。(こういうことを言っているとその内にドカンと来るから気を付けなければいけない。)ただね、どうやら雪雲は、『おやじぃ』の在所の置賜地方東部は反れているようだからという思いはあったんですけれどね。(夜中は、星空が見えていましたから。)「大雨情報」と同じで、何事も無く過ごせることに感謝しなければいけないのだろうけれど。
はてさて、「顕著な大雪」情報に混じって、昨日は某国のミサイル発射情報も…次第に、テレビの緊急速報にも驚かなくなってしまいましたよ。既に着水したであろう頃に「Jアラート」が鳴り響き、北海道、宮城、山形と広範囲な情報が流されて、「頭を抱えて姿勢を低くする。」などという『命を守る』避難方法さえ滑稽に思えてきてしまう。(完全な平和ボケである!)ならば、2023年1月15日には、全国一斉に「Jアラート」を鳴らしてみたらどうだろう…『受験生のみなさん!絶対落ちません。』なんてね。これまた、何事も無かったから言える戯言であるわなぁ…。彼の国だって、庶民は『口食うて一杯』の経済状況ではなかろうか…それでも、軍事強国であることが重要なのかなぁ?誰も彼の国を狙ってはいないと思うのだけれど…。

コメント
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