その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

老骨に鞭打って…

2023-04-19 09:28:45 | 転職

庭に咲いた「木瓜(ボケ)」の花…

桜の花だけでなく、庭の花も、そして山菜も例年より10日ほど早いようです。昨夜は、今年初の「タラの芽」や「コシアブラ」の天ぷらをいただきました^^;
突然ですが、織田家の家紋「五つ木瓜(もっこう)」…「瓜」という文字が入っていても、『木瓜(きうり)』と読んではいけないのね!アッハッハ、「瓜(うり)」を輪切りにして家紋としたら、武家社会では『縁起』が悪そうなどという違和感が振り払われました。(少々、気づくのが遅い。)
「木瓜(ボケ)」の花を見ながら、漫才で言うところの『ボケ』は、「惚ける(とぼける)」という言葉が転訛したものらしく、「惚ける(ほうける)」と読んで、「ぼんやりする。」とか「夢中になる。」という意味を持つらしい。いわゆる「老人性認知症」に多用されてきた『ボケ』は、「惚ける、呆ける(ボケる)」と読むらしいからややこしい。(ぼんやりするということには違いはないけれど…。)
手入れもしないから「藪」となってしまった庭の「木瓜(ボケ)」でありますが、毎年、一個か二個の青い実を着け、こちらには、強壮、疲労回復etc.の薬効があるらしい。連日「惚けた(とぼけた)」ことばかりしでかしている『おやじぃ』には、缶ビールを「木瓜(ボケ)」の果実酒に替えて、治療効果を確かめるのもよろしいかも知れない。これを『木瓜を以って惚けを制す』なんてね(笑)


今夜の「パスタ」はチョイ足し^^;

さて、自分でも少々自覚しているとしても、他人から『ボケ』と言われると腹がたつものである。これは、『酔っ払い』が「今夜は飲み過ぎだよ。」と諭されても「オラはまだ酔っぱらっていない。」と否定するようなもので、「酔っぱらっていない。」という言葉が出る頃はかなり進んでいるはずである。と言うことは、「自分はまだボケていない。」と言い張ること自体が、進んでいる証拠かい?
昨夜は、集落の「通帳」が無いと少々騒ぎになりましたよ。本人は、引継ぎを受けたバッグに入れたつもり、大事な物だから、「重要書類とともに場所に保管した。」という部分がすっかり欠落している。(『おやじぃ』は会計をご卒業していますから、自分のことではない。)『おやじぃ』とて、会計を締めて決算書を作り、安心し切って、最後のお釣りのやり取りを忘れて端数が合わなくて青ざめましたっけ…。(220円の違いなんですけれどね^^; 他人のお金を預かるのはだから嫌だわねぇ…。)
はてさて、世に『老骨に鞭打つ』という慣用句もあるけれど、衰えた身体に『鞭打った』ところで痛いだけだから止めた方が良い。ましてやこの言葉、本人が謙遜して自分のことを語る言葉だから、他人のことに使えば失礼になる。ただねぇ、『老骨に鞭打って、もうひと働きさせていただきます。』と本人はまだ役に立つと思っての発言だろうけれど、周りはそう見ていなかったりしてねぇ…ああ、やだやだ、謙遜するならば「最近、呆け(ボケ)が進んでしましてねぇ。」なんて言葉の方が現代風だったりして。「酔っ払い」も「老化」も同じ扱いかい(笑)

コメント
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