「グミ」には「用心深い」という花言葉も…
ネタに困ってネットサーフィンをしていたら、『ガクチカ』なる言葉に漂着した^^;
なるほどねぇ…就活中の学生が面接官に答える「学生時代に力を入れたこと」を略した言葉のようであります。短い面接時間の中で、その人となりを探るには『お手頃な』質問かも知れないけれど、約6割の企業がこの質問をしていたという調査結果もあるようだから、当然、就活生の『傾向と対策集』には想定問答として折り込み済みのはずだなぁなんて感じたところでありますよ。(事前の予習は怠らないと思いますけれどねぇ^^;
はて、ならば面接官にお聞きしたい…「あなたがこの会社で一番力を入れたことは何ですか?」なんてね。「一問一答形式」の場合、答弁者に「反問権」が付与されていないから、質問者からの一方的な質問に終始してしまう。「この質問意図は何ですか?」なんて反問したら『生意気なヤツ』と烙印を押されるか、中々『気骨のあるヤツ』と判断されるかは神のみぞ知るだったりしてねぇ。
「就活中」いや、「終活中」の『おやじぃ』が、「あなたがこの人生で一番力を入れたことは何ですか?」と反問されたなら、「仕事」と答えたら平凡であり、「家族との時間」と答えたら半ばウソが散りばめられており、「遊び」と答えたら不真面目と言われてしまうだろうか?「それぞれ、中途半端ですけれど、結構楽しめました。」と答えることにしよう(笑)
山の「タラの芽」も伸びたんかい^^;
さて、一日は、皆平等に24時間割り振られているのだから、睡眠8時間(そんなに寝ていないけれど)、仕事8時間、家事その他8時間と勝手に時間を区分して、一番「力」を入れるべきものを考える。「睡眠」…明日のための活力を養うには欠かせないけれど、その内に目覚めたくても眠り続けることになるはずだから、そこそこで良いかぁ。「仕事」…もう還暦を過ぎているのだから、そこそこに食べて行ければ良いかぁ。「その他の時間」…そろそろ、こちらに「力」を入れて行きたいのだけれど、有り余る時間を持て余しているかも^^;
はてさて、無芸・多趣味で中途半端に過ごして来た人生ってこんなものかいな?いつもの年なら気にも留めない、道端に咲いた生垣の「グミ」の花を見ながら、今年も花が咲いたと眺め、その内に風に吹かれて散るに違いないと予測し、来年もまた花を咲かせるに違いないと期待する。いつもと変わらない春がまた訪れると何の確証もないことを信じて疑わないんだわなぁ…「就活中」の学生さんが「また、来年もある。」なんて言っていられないもんなぁ。「一番力を入れるべきもの」は、ライフステージで変わっていくに違いない。しかし、多くの場合、過ぎてから「もう少し何とか成ったかも?」などと思うことがほとんどではないかなぁ…過去を振り返っていても仕方がないから、一生懸命に生きて来たと取りまとめることにする。今を咲いていることが大事かも…『あだ花』になる可能性もあるけれど(笑)