「元祖380年」か「元祖400年」か?
「暖簾(のれん)」は、お店の屋号や店名を書いた布であることが多いのだけれど、画像の「暖簾」は、白石温麺組合加盟店の証のようであります。そもそも「温麺」は江戸時代に白石城下の鈴木味右衛門という孝行息子が、旅の僧から油を使わない製法を教わったことが起源らしいから(奥州白石温麺協同組合HP)、それが「380年」であっても、「400年」であっても、どちらが正しいということもない。古い暖簾と新しい暖簾の違いに気付いたことは偉いけれど、娘よ、60年も生きてみなはれ。『おな中』とか、「一個上の先輩」などとこだわっているのは若い内だけで、65歳を超えてしまえば10歳程度の年齢差は感じなくなるし、『高齢者』という名称でひと括りにされてしまうのだから(笑)
まぁまぁ、60歳以上をひと括りにしないでほしいという思いと、60代も50代もさほど変わりはないじゃないかなどという思いが交錯する微妙なお年頃の『おやじぃ』ではあります。これが「のれん(会計)」となると、「買収された企業の時価評価純資産」と「買収価額」の差額ということになるらしく、企業活動を長く続けることによる『超過収益力』と解することも出来るらしい。結んで(起業)は消え(倒産)、消えては結ぶ『泡まつ』のように、時代を反映した『名物』は生まれるけれど、約400年も続いてきたという『重み』は感じますよ。60年も生きて人間らしい『重み』も増せば良いけれど、こちとら耐用年数が切れて、減価償却すべき残存価格もない状態ではありますけれどね(笑)
やっぱり「サバの味噌煮缶」が出た^^;
「思い込んだら試練の道を~♪」…「巨人の星」世代である『おやじぃ』たちは、コレと決めると後戻り出来ない性分らしい。『糖質カットに青魚路線』は当分続きそうであります。『健康』を追求するためには、カロリー計算(マヨネーズがねぇ?)、塩分(漬物がねぇ?)、繊維質(野菜)のバランス感覚も必要だと思うのだけれど、友人『ノロ社長』が追及する『健康』とは、煙草を吸い、美味しく酒を飲める『健康体』であって、医師や保健師さんが推奨する『健康法』とはチト違う。(『おやじぃ』も他人のことが言える立場にはないのであるけれど^^;)
さて、「医者の不養生」などとも申しますが、「酒はドクドクと飲めば『毒』になり、クスリクスリと嗜めば『薬』になる。」と伝授してくれたお医者さんがご近所にいらっしゃったとか。大酒飲みに「酒を止めろ。」などと説いたところで効果がある訳もなく、『薬』になるように嗜みなさいと今で言うところの『保健指導』を田舎で説いていたのか、ご本人も酒好きだったのかは定かではありませんけれどね。「健康」「健康」と日頃から連呼しても、失ってみて初めて知る「健康のありがたさ」でありますが、アチコチと傷んでから修復するのは遅いとは十分承知しているつもりですけれどねぇ…。
はてさて、「酒飲み」に「酒を止めろ」と言うことが野暮ならば、「一生涯で飲める量は決まっているはずだから、飲める内に美味しく飲め。」と言ったならどうなるか…恐らく、「それはありがたい。」と飲むに違いない…これを「暖簾に腕押し」と言うのかも。おそまつ(笑)