峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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天邪鬼

2009年06月12日 | 暮らし
デジカメの調子が悪くなってずいぶん経った。屋内では撮れるのだが、屋外では白っぽく写ってしまう。露出機能が上手く働いていないのだろうか。

プリンターのインクが切れたのを機に、昨日、思い立って購入もとのヤマダ電機に出かけた。
平日だったので店内は空いていた。デジタルカメラ売り場に直行し、手持ち無沙汰にしていた店員にデジカメの状態を説明すると、彼は、カメラを手にとるや、すぐに何枚か撮影して画像をチェックしていたが、やがて首をかしげては「普通に写ってますよ」と言ってモニターを私に見せた。
やはり、普通に写っている。屋内のためだ。

それでも、よ~く見ると、わずかに横に筋が入っているのが確認できる。ようやく分かってもらえた喜びから「ほら、調子が悪いでしょ」と得意気になって修理を頼むと、意外な答が返ってきた。

彼は、自分の経験から、これは1万円から1万5千円の修理費がかかる。それにプラス2千5百円の送料もかかる。もう3,4年経ってるようだし、新しいのに買い換えた方が得だと、強引に買い替えを進めるのだ。

たかがデジカメ、たかが物ではあるが、すでに十分な愛着を感じている。3,4年の付き合いだからこそそれなりの歴史もあれば、想い出もある。それを、そう簡単に損得勘定だけで割り切れるはずもないではないか。
生来の天邪鬼【あまのじゃく】も手伝い、結局、修理してもらうことにした。

61,0-17,3
コメント
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