峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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終わりの始まり

2009年06月23日 | 暮らし
自民、東国原氏に衆院選出馬要請 「総裁候補に」と逆提示(共同通信) - goo ニュース

東国原さんは、沈みかけている船に本気で乗ろうというのだろうか。
「自民党に変わってもらいたいから」と彼は立候補の条件提示の理由を語っている。

東国原さんの逆提示についてコメントを求められた自民党の古い代議士たちは、一様に気色【けしき】ばんでいた。
しかし、沈みかけた船を持ち直したいのならば、三顧【さんこ】の礼を尽くしてでも東国原さんを総裁にするぐらいの覚悟が必要だろう。
変革は、いつだって外からの働きかけによってなされてきた。

自民党に、必ずしもその可能性がないわけではないように思う。それは民主党幹部の、その動きを牽制【けんせい】するかのような反応ぶりに表れている。まったく、古賀さんのしたたかさには舌を巻く。彼のような政治家たちが戦後の日本をつくってきたのだ。

しかし、国民は自民党丸が持ち直すのを決して望んではいない。
政府・自民党に対する国民の鬱積【うっせき】した感情は、どこかに爆発のための化学反応を求めている。
もし、自民党という政党が国民にとって真に必要なものならば、一度、木端微塵【こっぱみじん】になったところから再生するほかない。

今が一番悪いのだから、もう少ししたらだんだん良くなる。終わりが始まっている。
コメント
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