峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

教諭を目指す若者に問う

2006年05月11日 | 学校教育
長男のうつぶせ寝に怒り、保育士らに暴行…教諭を逮捕 (読売新聞) - goo ニュース
どうして彼が教諭になったのか。どうして彼が教壇に立っているのか。私には分からない。

すべての教員採用試験を受ける若者に問いたい。あなたは、何故、教師になりたいのですか。
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青空と悲しみ

2006年05月11日 | 学校教育
生徒にわいせつ中学教諭懲戒免 熊本県教委 (西日本新聞) - goo ニュース
私たちの社会は、どうなってしまったのだろう。
私は何のために生まれてきたのだろう。私は何のために生きているのだろう。私がよりどころとしているものは何だろう。
社会って何だろう。

門扉【もんぴ】横の真紅【しんく】の5月のバラが青空に映えていました。
我が家では農薬・化学肥料を一切使いません
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未来が音を立てて壊れ始めている

2006年05月11日 | 学校教育
教え子の母親と不倫、宮崎県の男性教諭懲戒免職 (朝日新聞) - goo ニュース
にわかには信じられないニュースが目に飛び込んできました。

連日のように親に殺される子供たちの事件が報道されています。

大人に体罰を受け、精神的苦痛を強いられ、虐待を受け、死に至らしめられる子供たち。

未来が苦しみにもがいています。

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今日より明日

2006年05月10日 | 町内会長
風雨の強い中、午後から佐々町民生児童委員協議会の定例会でした。
いろいろ難しい問題があります。
何から書けばいいのか、どのように書けばいいのか、無力感を覚えます。

この日、町内会では午後1時から教養部主催のペン習字の第1回目学習会がスタートしました。
夕方、教養部長さんから報告を受けましたが10名ほどの参加があったそうです。

よりよく生きて行こうとみんな思っているんですよね。
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語れない事情

2006年05月08日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
風雨の強い土曜日の朝、ウンチを済ませた猫のみぃーちゃんはいつものように表に出かけて行きました。たいてい、我が家の敷地からそれほど遠くへは行きません。そうして、家の者が外に出ると擦り寄って来たり、お客様がお見えになると玄関にとんできて、どんな見知らぬ方にでも足元にじゃれ付くのが常です。

ところが、この日昼食時になってもいつもの場所に姿を見せません。女房どのとくるみさんが代わる代わる外に出て「みぃーちゃ~ん!」と呼びますが、あのシャンシャンシャンという首に付けてある鈴の音が聞こえてきませんでした。

結局、雨の中暗くなった夜の7時頃、ずぶ濡れでみぃーちゃんは帰ってきました。
ところが、様子が変です。左前足を十分に踏ん張ることができず、ピョコタンピョコタンと歩いています。
いつもなら「ゴハ~ン」と、帰宅後すぐ食事を催促するのに、食事を出しても見向きもしません。
さらに、だれか人の傍に来て寝るのに、人目をはばかるように静かに2階へ上がって行き、使っていないベッドに体を横たえていました。

今日になって、少し元気を取り戻していますが、あの日、みぃーちゃんに何があったのでしょう。
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前を見て

2006年05月07日 | 暮らし
先日、町内会の一角に新築の整骨院が出来ました。
私たちの町内会にお住まいで、長年お隣の町内会で整骨院を経営しておられた下川さんが今度、新たにお店を構えられたのです。

驚いてはいけません。下川さんは今年78歳になられます。奥様とお二人暮らしです。跡継ぎがいらっしゃるわけではありません。

これまで店は何十年も借りていたんですよ。もっと早くから建てればよかったんですがと奥様はいつものように朗【ほが】らかにお笑いになられました。
新築するについては、奥様も賛成だったそうです。

普通、78歳ともなれば守りに入って当然のところでしょう。ましてや、お金や土地や建物を右から左に転がし、だまして楽して金儲けをしようというのであればともかく、78歳になられる下川さんお一人が指に力を込めて、額に汗して働こうというのです。いくら仕事が趣味と仰るものの驚くほどの気力です。

いくつになっても前を見て、明日を信じて歩いていけばいい。そう下川さんに教えていただきました。
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革命に武器は要らない お父さんよ絵本を持って立ち上がろう

2006年05月06日 | 絵本の読み聞かせ
久し振りに図書館での絵本の「読み聞かせ」に参加しました。
私が読んだ絵本はマージェリー・カイラー作、S・D・シンドラー絵、黒宮純子訳の「しゃっくりがいこつ」、タイトル通り、ヒック ヒック ヒック としゃっくりが止まらないがいこつのお話です。

シャワーを浴びても、歯を磨いても、骨のお手入れをしても、ハロウィーンのかぼちゃちょうちんを作っても、オバケとキャッチボールをしてもしゃっくりは止まりません。
そこでオバケは、がいこつのしゃっくりが止まるように、がいこつにいろんなことを試みさせたり、おどかしたりしますがしゃっくりはどうしても止まりません。と、そのときオバケはあることを思いつきました。
さぁ、オバケのひらめきは、がいこつのしゃっくりを止めることができるのでしょうか。続きは絵本を

お父さんも一緒に「読み聞かせ」を楽しんでくださったご家族が2組いらっしゃいました。「読み聞かせ」が済んだ後、それぞれのご夫婦と少し話しをさせていただきました。

家庭で子供と絵本を楽しむお父さんが増えると、きっと社会は変わると思います。
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下を向くな

2006年05月05日 | スポーツ
一昨日・3日は総合格闘技HEROS、今夜は7時から9時までボクシング、さらに9時から11時までPRIDEと、スポーツファン、中でも格闘技ファンにとっては堪【こた】えられない、まさにゴールデンウィークとなりました。

HEROSは、かみ合わない試合が多かったのが少し残念でした。

ボクシングは最近、にわかにテレビでの露出度が高くなっている亀田兄弟の試合でしたが、彼らで金儲けをたくらむ大人たちの思惑が見え隠れするようで、あまり愉快に見ることができませんでした。
弟の興毅選手も兄の大毅選手もKO勝利でした。2人とも強いと思いますが、対戦相手との力の差があまりにもありすぎて、亀田兄弟がKO勝ちするために組まれたカードといっても過言でないほどのものでした。

世界を狙えそうな有望な選手が現れたとき、選手に自信をつけさせるとともに選手の人気をあおるため、ジムの会長と興行主が世界タイトルマッチまでのストーリーを作ることがあるというのはプロボクシングの世界では昔からある話です。
特に、亀田家のお父さんを含む3兄弟のキャラクターは大変面白いので、金儲けに敏感な人たちが彼らを放って置くわけはないのでしょう。

兄弟は横柄【おうへい】な口のきき方をします。彼らは幼くてもプロなのだから、それは彼らのスタイルであり、個性なのでしょう。もしかすると演技しているのかもしれません。お父さんの演出かもしれません。
ただ、周りの大人たちがそれを面白おかしく取り上げているのが気になります。

世界には強いボクサーがいます。彼らは未だそのことを知りません。
必ず負ける時が来ます。彼らは未だそのことを知りません。

末弟を含む亀田3兄弟がいいボクサーになって、いい試合が見られるのを楽しみにしています。

やはり、PRIDEの試合は面白かったですね。特に、高阪剛選手と藤田和之選手の戦いぶりに感動しました。
彼らは、顔面にパンチをもらっても決して下を向きません。ひるみません。
少なくとも見る側にとって、試合は単に勝ったか負けたかではありません。どう戦ったか、いかに戦ったかというところに尽きるようです。
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あるご高齢者の思い

2006年05月04日 | 民生児童委員
3月、4月と暇を見つけては町内会のすべての65歳以上の一人暮らし・二人暮らしのお宅を訪ね、近況をお伺いしていました。
私たちの町内会で、ご高齢者のお二人暮らしが9世帯、お一人暮らしは21世帯を数えます。ご高齢者のみなさんは、さまざまな難しい問題を抱えておられます。

前庭のアメリカハナミズキの花も満開となりました。なぜ、人は花に心を奪われるのでしょう。

政府は28日の閣議で、教育の目的に「わが国と郷土を愛する態度を養う」ことを盛り込んだ教育基本法改正案を決定しました。
国家は、国民に国を愛するよう求めています。それでは、国は国民を愛してくれているでしょうか。少なくとも、私が接するご高齢者の方々はそのような実感をお持ちではありません。むしろ、その逆です。絶望にも似て、みなさんが静かに怒りを訴えられました。

昨日・5月3日の午後、85歳になられるお一人暮らしのご婦人のお宅を訪問させていただきました。腰とひざを痛めておられ、ほとんどベッドの上で生活をなされておられる状態です。
いつものように裏口から入り、ベッドのある部屋の窓からお声を掛けると、縁側から上がって来てくれとの返事です。縁側に回り、「失礼します」と声を掛けて、奥の部屋に進みました。

ご婦人は、その昔、教壇に立ったばかりの頃の父と職員室で机を並べておられ方です。私が民生児童委員としてお訪ねするようになって3年ほど経った頃、そのことをお話になられました。父は、優秀な教員でカッコよかったとお話くださいました。
この日も例のごとくいろいろおしゃべりしているうちに、話は小泉首相の靖国神社参拝問題に及びました。
ご婦人は、先の戦争でお父上とお兄さまを亡くしておられます。彼女は、今でも戦争の首謀者を憎んでいると仰います。お父上やお兄さまと一緒に戦争の首謀者であるA級戦犯が祀【まつ】られているのはイヤだと仰います。A級戦犯が祀られている靖国神社に時の総理大臣である小泉さんが参拝に出向くのは納得がいかないと仰います。今こそ遺族は声を上げなければならないと仰います。自分がもう少し若ければ立ち上がるのにと仰っています。

小泉首相は、愛する父や兄を戦争で奪われてしまったこのご高齢のご婦人に、どう応えられるのでしょうか。
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これは教育か

2006年05月03日 | 学校教育
喫煙注意で暴行、罰金刑の男性教諭を懲戒処分…長崎 (読売新聞) - goo ニュース
数日前の夕方、所用を済ませ駐車場に向かう途中、タバコを吸っている制服姿の高校生を認めました。見て見ぬふりはできません。彼に近づき「「高校生だろう。タバコはまずいね」と声を掛けると「まずいですか」と応えながら彼はタバコを捨てました。
学校のことなど二言三言、言葉を交わした後、「タバコはまずいよ」と言って別れました。

街中ですれ違う喫煙している高校生に、高校生の喫煙がどれほど「まずい」か、分かってもらうのは多分無理でしょう。その無力感を覚えながらも声を掛けないわけにはいきません。

その教諭が高校生の喫煙を注意した気持ちはよく分かります。しかし、彼は少年らが喫煙していたからと殴ったのではありません。自分が注意したことに対し、少年らが反抗的な態度をとったことに腹を立て暴行をはたらいているのです。
体罰・暴力は教育とは異なるものだと考えます。
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