カレンダーが残り2枚。2ヶ月ずつのは雪景色になる。今朝の冷え込みは『晩秋』なのだなぁ と思わせる。今日から熊本へ。サッカーの大会の取材だ。飛行機の運賃の関係で早めに出かける。列車と違い早めに出かけないとならない。事故の危険性は新幹線も飛行機も低いのだが、やはり万が一のことを考えて、部屋を片付けて出かける。そのたびに身辺整理がまだできていないのに気がつく。独り身はどうしても世間に迷惑をかけてしまう。
ぐるりと狭い部屋を見渡せば、机の上にはメモが残り、プリントアウトした写真も山のようにある。これを始末してもらうのは忍びない。あと、一歩も二歩も整理しなくてはならない。お金を残せば業者さんにやってもらえる というが、いくら事務的とはいえ自分の生きざまをさらすのは抵抗がある。(死んでしまえばわからないのだが)
まだ、実家の母のものも片付けられずにいる。自分のものよりも片付けにくい。まだ、生活しているようで片付けるのはさびしい。母の人生のほんの一片でも大事に心に留めたい。
ものでもなく、お金でもないものを人に残したい その言葉はこのごろとくにすごいなぁ と思う。その生き方が人の骨になり、肉になれば。旅立ちにしては寂しいぶろぐになってしまったが、午後には熊本、心が弾むこともある。