今朝は電話の鳴る音で目が覚めた。何事ぞ?とぼんやりした頭で考える。ただ、身体がだるいので「たぶん・・・」と推理して横になっていた。起きてみると、なんとなくまぶたが腫れている感じだ。目の周りも痒い。また、なにかアレルギーかもしれない。年をとると毎年なにか出てくる。2日もすると症状は落ち着く。午後1時に来客がある。マンションの管理会社が変わったので、部屋の不便だったところを直してくれる。やはり大手の管理会社は対応がいい。逞しいそうな女性がやってきた。七つ道具を使い、見事に直していく。これにはまちこちゃんも負けた。
そんな予定でぼんやり過ごしていた。そのうちに後悔が出てきた。最期を決めたら力が抜けてぼーっとしてしまった。そうか、こういうことが起こるのか。やらなくてはならないことはどんどん出てきたが、今日はだめだ。まちこちゃんが「チコちゃん」に叱られる。大きな大きな荷物を下ろした感じだ。子育てが終わった、親の介護が終わった、病気だった身内を看取った、そのときの脱力感は大きいのだろうな。なにからしたらよいのかというよりはあまり仕事に気が乗らない。仕方なくPCのデータを整理した。
叱られないようにがんばってきたのかもしれない。「ぼーっと」はしていなかったなぁ。最後の走りが始まる。でも、あせらないでひとつずつやっていこう。それができるのは、やっとつかむことのできた自分のしてきたことへの確信かもしれない。長い戦いだった。今日一日は「チコちゃん」叱られてよう。あなたもたまには「チコちゃん」に叱られてもいいのでは。