久しぶりに新幹線で西へ。富士山は山頂付近しか雪がない。それでも、稲刈りの済んだ田んぼと少し色づいた山が晩秋を感じさせる。米原で降りるのでひかりで行く。こだまは待ち時間ばかりでつかれるがひかりはちょうどいい。
京都の紅葉は豪華でみやびやかだが、今日の湖北の紅葉は田園のなかののどかな紅葉だ。心が開いていく感じだ。町で管理する仏さまも奈良、平安時代のものが多い。拝観する人も少なくゆっくりできた。こんな時間のながれが楽でいい。1日に一ヵ所、それも朝も早くなく、日帰りはせず、安いホテルで一泊する。こんな時間の使い方はしなかったなぁ。
帰りの電車で見た琵琶湖に沈む夕日のすばらしかったこと。ちょうど長浜のあたりだった。こんなに太陽は大きく見えるなんて!電車内で声が上がった。豊かな1日に感謝。