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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

紅をさす

2018-11-28 19:25:19 | 日記

身体のメンテナンスに出かけようと化粧をしていた。外へ行くときは素顔では世間のご迷惑。化粧の最後に紅をさす。紅が唇によくつかない。よくみると筆の毛が半分くらいになっている。(年月がたつと筆も毛が抜けるのだ)この紅筆は何十年と使っている。どういうわけか失くすこともなく、塗装がはげて胴体の金属がほとんど出ている。思わず、筆を見てしまった。さだまさしの歌詞ではないが「あなたに逢う日のときめきは・・・・・・紅をさす」そんな思いでこの筆を使って紅をさしたことがあったのだろうな。あなたはだれだろう?ひとりではないかな?

教会のお友だちと話すと、彼女はよく昔の恋の話をする。(ご主人は亡くなられている)彼女の話では彼女はいつも大事にされて、愛されている。うらやましいくらいわがままがいえる恋だ。「まっちゃんは?」といわれても、私にはそういう話ができない。いや、もてて困る時期もあったが(ほんとかい?)懐かしいく思い出す恋のお話がない。そんなつらい恋ばかりしたわけではないのに・・・・。なにかお話できないのだろうな。

なぜだろう?昔話ができないのは。よく年をとると昔話が多くなるのに・・・・。老人ホームにいったらさびしいだろうな。「これでも私は、昔ね・・・・」なんて話せないとしたら。親友とも「ほら、あのとき真知子さんが・・」なんて昔話をされたらなんと答えるのだろう。

紅をさして、ティッシュで口紅を押さえて、出かけるのがマッサージ。まぁいいか。先生は熱心で若いし・・・。昔は忘れてもいいや、いつかときめいて紅をさす日がくるかもしれなし。

 

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