朝から30度近い。この長浜にも、京都市内と同じレベルの熱中症注意報が出たという。しっかりと日焼け止めをして出かけたが、夕方には肌がひりひりしている。夏が来て、また寝苦しい夜を過ごさないとならない。わからないままに夏が来た。「コロナ」と「オリンピック」の文字がいつもついて回る。つらいねぇ。
ぶろぐを書く前にメールを開いた。前にも書いたことのある高校時代の親友からだ。いつも「いのち」という冊子をメールでお送りすると、近況を知らせてくださる。昨日のブログでいえば、「上流階級」で、わが家の「下級」とは大違いなのだが・・・。お兄さまのことをブログに書いたことがある。お父さまは東大医学部出身で「東大」以外は大学でないのような方だった。彼女より2つ上だったと思う。五浪か六浪して私大の医学部に入学された。高校時代に遊びに行くと、挨拶だけしてすぐに部屋に入ってしまった。看護婦さんの女性と結婚されて、小児科を開業医をされていたと聞いていた。
メールは思いもよらぬ訃報だった。お兄さまがコロナウイルスに感染して、亡くなられたという・・・。呆然としてしまった。感染後2週間だという。発熱までは、元気でお仕事をされていたという。そこで私の時間は止まった。「生まれ育った家庭の家族はもう誰もいなくなりました」という彼女の言葉があまりにも重い。
そして、彼女も近々、心臓の手術をするという・・・。
暑く重い空気が部屋に漂っている。ほかの悲しみまでが浮かんでくる。神にお兄さまのご冥福と彼女の手術の成功と健康回復を祈った。