師走になった。お誕生月なのでバースデープレゼントのお知らせメールが届く。これに合わせて買い物をしてはいけないね。昨夜は一晩中雨が降っていた。それまでは気が付かなかったのに、寝入りばなになると思う。「ああ、一人なんだ」と思う。当たり前のことがしみじみと感じられる年になった。手を伸ばしても冷たいだけだ。
昨日は新之助さんが来た。今日はサンふじさんが来た。新之助さんは新潟のお米で毎年届く、ごっついお米だ。なんでそんな名前にしたのだろうか。新之助か・・・、あれは真太郎だったなぁ、ドロップアウトの受験のお手伝いを2回もしたのは。でも、やさしい(やさしすぎる)子だった。小太郎さんは、そうだ、剣道部の主将だった。凛々しくてかっこよかった。与太郎は高校の時の女子6名のグループが与太郎組だった。エリート組に対して、どこかずっこけていたので与太郎になった。でも、成績は後で聞くと同じくらいだった。(くすくす)
今日はそんなことを思い出した。追悼の旅から帰って、はじめはざわついた心も静かになった。「ここでさぁ、コーヒー飲んだんだよ。Sちゃんがここに座って、三人で庭を見ていたんだ」、「Sちゃんはこのロースかつを食べたんだ」なんて奥さまにF氏が話していた。いい区切になった。
先ほど樹木葬の墓地からお手紙が届いた。小さな小さなお墓の場所も決まった。これで安心だ。あとは神さまの導かれる道を歩くだけだ。先のことはわからないけど、不安は消えていく。神に感謝、そして、あなたに感謝。