お正月気分にはなれないが、教会へ行くとクリスマス気分になった。教会の外はライトが飾り付けられていて、お御堂は来週のごミサ後に飾り付ける。（馬小屋の飾りつけ）カトリックで洗礼を受けた人は,この時期に「許しの秘跡」といって、神父様を通して、犯した罪を告白して神様に許しをいただきます。何か大変なことが起こるようですが、大罪と言われるものでない時は、神に対して、人に対して、愛することができなかったことを告白します。
今日の神父様は、神父様になられて間もないお若い方でした。そのすがすがしさと清潔感で清められるようでした。「聖夜」の歌詞の意味を「静かな夜、そして人の心を清める夜」ということだとお話がありました。「愛すること」が出来なかった心を清めて、クリスマスを（イエス様の誕生）祝いましょうということです。
「愛せなかった」とは「許せなかった」ということでしょうか。「もう、本当に許せないのよね！人の悪口を散々言いふらして」などずっと心の根に残っていることがあれば、告白しましょうと言われます。
今年は心に根を持っていることも、飛びあがるような喜びも今の時点で浮かび上がらない。3日もすると「許せない」はどこかへ行ってしまう。（それでいいのかは？）うれしいことはもちろんたくさんあった。このコロナ禍のなかで心を尽くして下さったことは本当にうれしかった。でも、今の私がそのよろこびなのだと思う。
大事なことは、許せないと思ったことはちゃんと相手に伝えることだろう。こういうことはとても残念でしたと。うれしいことは単純にうれしい！と伝え、感謝した。これが生きやすさになったのかな。でも、迷うことのほうが多い。それでいいのではないだろうか。
写真は今日のローソクです。4本目が来週24日に灯がともります。
