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傲慢さを反省

2021-12-03 18:22:56 | 日記

伊吹山の山頂が綿帽子を被りだした。昼間は暖かいが日が落ちると急に寒くなる。「急に寒くなる」と同じ使い方のように郵便局で「急に12月になりましたね」というと、「急には来ないですよ。1ヶ月ずつですから」と笑われてしまった。

今日は陶芸だった。先生のところに5月からお預けしてあった作品を動かすのだが、梱包すると持って歩くのが結構大変だ。先生も私の梱包の仕方を見ていられなくて、やってくださった。何とも雑なだったのだろうと反省した。それから、作品仕上げでペーパーをかけていた。ほぼ完成で底を磨きだしたときに、彫ったところがポロリと割れた!少し手に力が入ったからだろう。一度乾いた土はやり直しはきかない。外にいらした先生に報告にいった。時間がかなりかかった作品なのでショックは大きかった。でも、窯入れしてからではなくてよかった。

先生と同じ感じの作品だった。正しくは同じものを作らせていただいたなのだろう。でも、傲慢に私は、先生よりうまく(細かく)彫れたと思っていた。難しい部分は細かく彫ると割れる可能性があったのだ。先生はそれを回避されていた。おそらく先生は、まぁいいだろうやってみてうまくいけば、だったのだろう。視力が落ちた先生は細かい部分は彫れなくなっていた。その部分を私に挑戦させてくれていたのだろう。

いい経験だった。初めて作品が割れた・・・。ほかに割れた人も、限界に挑戦する彫り方をした時だった。気を取り直して、マグカップを作り出した。時間をかけた作品のあとは、調子が出ない。また、一からやり直しだ。

どこか私の中に潜む傲慢さ。「できるのよ」という気持ち。謙虚になりなさいと作品が教えてくれた。

写真は気分を変えて、三国の民宿で食べた三国の蟹(黄色いタグが巻いてあると)甘エビの押しずしです。

 

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