ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

白山 その3

2013年08月06日 | 山旅

夜中断続的に降った雨は早朝、勢いを増して降り続く。とても起きて行動する気にはなれない。気温も低く寝袋の中が心地よい。天気予報では特に愛知県など日本の真ん中付近の雨が激しいらしい。今日は1日テントで停滞かと思いつつ、朝食を作って食べる。その後うたた寝をしているとなんだかテントの中が明るい。陽が射してきている。そうなるとじっとしているわけにはいかない。10:30時と時間が遅くなったが、室堂経由で御前ヶ峰に向けて出発する。

室堂へはいくつかルートがあるので昨日クマに出遭った展望歩道は止めて、一番人通りの多いエコーラインを上る。

弥陀ヶ原付近もコバイケソウが満開

 

イブキトラノオ、オンタデ、クルマユリ

 

ヨツバシオガマ?

 

派手なクルマユリと清楚なハクサンフウロ

 

イワギキョウ

 

12時前に白山の最高峰御前ヶ峰(2702M)着

 

隣の剣ヶ峰(2677M)へは道がなく行けないようだ

 

大汝峰(2684M)、血の池方面

 

室堂平

 

帰りは黒ボコ岩経由で砂防新道へ

ここもお花満開

黄色いのはミヤマタンポポ、白いのはヨモギの仲間、ピンクはシモツケソウ、かな・・・

 

これは自信を持ってキヌガサソウ

 

イワオトギリ

 

タテヤマアザミ

 

それにしても高山植物のタフなこと。昨夜から早朝にかけてはかなり激しい雨が降ったというのに、そんなことは忘れたかのように「短い夏を堪能しなくちゃ」といわんばかりに咲いている。雨だけではなく強風に晒されるときもあるだろうに、その見た目のか弱さからは想像できないほどの強さを秘めている。高山植物の大敵は自然条件よりむしろ、ズカズカと踏み込んでくる人間の方であることは間違いない

黒ボコ岩。なんとなくそんな感じ

 

お花畑を満喫して14時過ぎにテント場に戻って来たころには日が射し始める。お天気はやっと回復のようだ

さっそく濡れたものを日干しに

 

干したものはすっかり乾き、日が落ちていく。明日からは当分好天が続きそうだ

 

 

 

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