夜の間降っていた雨も早朝には上っていた。5時に小屋を出て、40分ほどで千枚岳に着くがガスで視界なし。千枚岳から少し下り荒川三山の最高峰悪沢岳を目指す。今回歩く予定のルートのうち千枚岳からの下りの岩場が一番注意を要するところなので慎重に歩く。
出発から丁度2時間で荒川東岳(3141M)到着。表示は荒川東岳だが別名悪沢岳、地図によっては荒川岳との表記もあるが、このあたりの命名の経緯がよくわからない。ガスっていて風もあり、止まると寒いので先を急ぐ。
ここからいったん下がって中岳へ向かう頃にはガスが上って、荒川中岳避難小屋が見えてきた
振り返って悪沢方面を望む
中岳に着いたころには青空となり、後には塩見岳も見える
ここから荒川小屋までは400Mほどの下りとなる。これは何かな
ミネウスユキソウかな
荒川小屋が見えてきた。後ろに赤石方面が見えるが、赤石岳の主峰はまだあの向こうか
0930時荒川小屋着。水を補給し30分ほど休んで赤石岳を目指す。登山道は歩きやすく、順調に高度を上げ小赤石岳を踏んで赤石小屋との分岐に到着。ここへ荷物をデポして赤石岳へ
1215時赤石岳(3120M)到着
直下の赤石岳避難小屋
避難小屋に泊まることも考えたが、そうなると明日は標高差2000Mを一気に下ることになり少々しんどいので今日のうちに500Mほど下って赤石小屋まで行くことにする
分岐から赤石岳。なだらかな稜線の右端辺りが最高峰。デッカイなぁ
大倉尾根に建つ赤石小屋が見える
8月も終わりのこの頃の南アルプスでもまだ雪渓が残っている
途中 富士見平があるが、あいにく富士山は見えない
今日は我ながらよく歩いたと思うので最後は少々足元が不安定。細心の注意で下っていく。千枚小屋からちょうど10時間かかって1500時赤石小屋到着
小屋から聖岳を望む
テント場から赤石岳
今日は誘惑に負けず、夕食は持ってきた山メシを食べる。小屋メシは焼肉だったそうだ。うらやましい