今日は山梨まで足を延ばして大菩薩嶺に登る。昨日はこの辺りも積雪があったようなのできれいな雪を踏めそうだ。JR中央東線塩山まで普通電車で2時間半ほど。沿線からは八ヶ岳、南アルプスの眺めがいい。
途中の日野春駅と甲斐駒ヶ岳
大菩薩嶺の地元塩山市マンホール
スタートが遅いのでバスを待たずにタクシーで登山口へ向かう
0930時登山口からまずは丸川峠へ向かう。タクシーを降りてからしばらくは車道を歩くことになるがアスファルトが黒光りしている。水に濡れているのではなく凍ったブラックアイスになっている。道はゆるい上りだがそれでも滑る。昔白馬の駅前で見事に滑って負傷した苦い経験があるので慎重に端の雪のあるところを歩いていく。
やっと車道をはずれ、狭い尾根道を登っていく。先行の足跡はつぼ足とアイゼンの2人。傾斜はけっこうあるがつぼ足でも行けそうだ。ただ時々新雪の下が凍っているところがあるのが怖い。雪道の上りはやはりコースタイムどおりにはいかず、丸川峠まで2時間半かかって到着
富士山が見えるのだが上は雲がかかっている
峠からさらにコースタイムでは1時間20分とあるがこれがなかなか遠かった。雪も多くなりトレースを外すと膝ぐらいまでもぐるので忠実にトレースをたどる。だんだん先行者の足跡に引きずるような跡が見えてくる。その気持ちがよくわかるしんどい道である。コースタイムより20分余分にかかって13時50分大菩薩嶺(2057M)到着。周囲の眺望はなし
一般には大菩薩峠が有名だが時間の都合で峠は省略。峠への分岐付近から河口湖と富士山が望めるが残念ながらほとんど雲に隠れている
下は木々の雪がほとんど落ちていたがこの辺りはまだ残っている
帰りのバスの時間もあるので上日川峠方面への下山を急ぐ。登るのに比べて雪道の下りの楽で楽しいこと。上りで余計にかかった時間を余裕で取り返すことができる。
今は車道も雪のため通行止めなのでカーブミラーで撮ってみる。
先行が2人いたが結局追いつけず、平日だったこともあり他に行き交う登山者はなく久しぶりに誰にも遇わない静かな山行となった