のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ま、負けた。

2007年09月18日 23時20分53秒 | 日常生活
縁あって、自分の母親のような年代の主婦の方と
メールアドレス交換をしました。
とはいうものの、携帯の機能を今ひとつ把握していないのりぞうは
赤外線通信にて、自分のデータを送ることができず
メールアドレスを教えていただいたまま、
そのアドレスにメールを送ることをすっかり失念しておりました。

それから三日後。
奇跡的に(安易な奇跡だなぁ・・・。)先ほど、
メールを送らなければいけないことを思い出し
「すみませんでした!すっかり忘れてましたー。
 これがワタクシのアドレスです。」
とメール送信。

それから10分後。
たった今、戻ってきたお返事の文面。

「はーい(はあと) ありがと(小鳥さん)
 これからよろしくね~(ピースマーク)」



・・・・むむむ。
時代はもはや絵文字なんて当たり前なのかい?
絵文字を使っていないおいらのメール文章は
やはりぶっきらぼうなこと甚だしいのかい?

自分のメールが他人様に与えている印象に対して
徐々に不安が大きくなりつつあるような
でも、負けるもんか!と必要ないところで
必要ない負けん気を発揮しつつあるような
そんな微妙な境目付近をうろうろしております。

アヒルと鴨のコインロッカー/2006年日本

2007年09月18日 23時16分33秒 | 映画鑑賞
■アヒルと鴨のコインロッカー。
■出演
 濱田岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、関暁夫、大塚寧々
■ストーリ
 ボブディランを聴きながら誰かを待っていた男。
 引越し直後に本屋襲撃に巻き込まれてしまった男。
 ふたりが出逢うとき、おかしくて切ない物語が交差する。
 神様、この話だけは見ないで欲しい。

■感想 ☆☆☆☆☆
 原作を二度読んで、二度とも読み終わってしばらくは本の世界から
 抜け出すことができなかった。どの登場人物も魅力的で、
 魅力的だからこそ、結末が哀しくて寂しくてたまらなかった。

 映画化が決まったことを聴いたとき、正直、無茶をするなと思ったし
 何でもかんでも売れてる作品を映画化すればいいってもんじゃないのに
 と思った。何より、この作品の映像化は無理だろう、と思った。

 けれど、原作を見たときと同じように、登場人物に魅力を感じたし
 彼らの切ない出会いに原作以上にやられた。映像というものは
 文字以上にダイレクトに感情にたたみかけてくるものなのだと
 実感できた。原作でも十分に憤りを感じたすべての始まりとも言える
 ペット襲撃事件は、映像で見せられると、より卑劣さを増したし
 ペット屋の店長、麗子さんの涙を映像で見ることによって、
 彼らが失ったもの大きさがより具体的に伝わってきたように
 感じる。

 すべてが総天然色で伝えられる物語の後半は、麗子さんが椎名に
 伝えた「あなたは彼らの物語に途中参加している。」という言葉の
 意味を、過去の物語が彼らにとってちっとも色あせていないこと、
 終わりを迎えていないことを視覚で分かりやすく伝えてくれた。

 映画を見終わった後、チラシに書いてあったキャッチコピー
 「神様、この話だけは見ないで欲しい」
 「人生を変えるほどの切なさが、ここにある。」
 という言葉にまた涙腺を刺激された。
 切なくて哀しくてたまらないけれど、また見たい。
 そう思わせてくれる魅力たっぷり、ミスキャストなしの映画だった。

パパとムスメの7日間

2007年09月18日 22時46分23秒 | テレビ鑑賞
■パパとムスメの7日間
■のりぞう的2007年夏クール2位
■日曜夜21時放送
■出演:舘ひろし、新垣結衣、加藤成亮、佐田真由美
    八嶋智人、麻生祐未、佐々木すみ江、江守徹
■ストーリ
 ある日突然、姿かたちや声はそのままに、人格だけが入れ替わって
 しまったサラリーマンのパパと女子高生の娘。「誰にもいえない秘密」
 を抱えたふたりは襲いかかる数々の危機を、どう乗り越えていくのか。

■感想
 全7話ということもあって、今クールの中では一足お先に
 終わってしまっていたこのドラマ。短かっただけに話が凝縮されていて
 もたつくこともなく、最初から最後まで楽しくみることができました。

 もうね、文句なしに新垣結衣ちゃんがかわいい!!
 いくら親父くさい格好をしようが、男言葉を使おうが
 何をしようが、かわいいものはかわいいのです。
 美人っていうより、キュート!
 美人さんはちょっとしたことで、気が強そうに見えてしまったり
 冷たそうな印象を与えてしまう損な部分がありますが、お茶目な魅力を
 持ったキュートな女の子は無敵です。見れば見るほど、動けば動くほど
 魅力が増大していく感じです。
 なんというか、ドラマの間中、新垣さんの魅力にやられっぱなしでした。

 でもって、彼女に負けず劣らずかわいらしくてキュートだったのが
 舘さん。正直、舘さんの女子高生らしい振る舞いがここまで
 かわいらしくなるとは予想外でした。
 「かわいい人は何をしてもかわいい」と言ったばかりですが
 「かわいくなくても、しぐさやしゃべり方でいくらでも挽回できる」
 もんだなぁと己の立ち居振る舞いを反省させられました。
 やはり内側からにじみ出るものって、あるのかも。
 そして、そのにじみ出るものって、意外と自分の努力次第で
 コントロール可能なのかも。
 と、舘さんが身を持って教えてくださいました。

 全体的にストーリー展開が面白かったはずなのに、終わってしまった
 後に、振り返ると、このふたりの魅力が際立ったドラマだったなぁ
 と思うのです。
 日曜の夜はやはりこれくらい明るく面白く爽やかなドラマで
 気持ちよく一週間を始めるのが一番です。

血となり肉となる

2007年09月18日 22時45分17秒 | 日常生活
昨日、いつもブログを見てくれているいも男爵さんと
久々に電話で会話をしました。
大変ありがたいことに、このブログを大変熱心に読んでくれている彼は
正直、のりぞうの日常生活がどうにも信じられないようで
「あれって、本当に起こってる出来事なんだよね?」
と、何度も確認されました。

・・・ええ。すべてがワタクシの日常ではありませんが
確実にワタクシの日常の一部です。

「じゃあさ、のりぞうは会社で一体、何をしよると?」

おっと。いきなりの核心をつく質問にのりぞうしどろもどろです。
まあ、そう思うのも無理はありません。
ワタクシも自分の毎日を振り返って、そう思いますもの。
まあ、楽しく過ごしております。

「じゃあさ、何をそんなに苛々することがあるんよ。」

・・・・うわあ。
もう本当に本当にそのとおり。
贅沢を言うにもほどがあるよね。
冷静に正しく指摘してくださって、ありがとう。
えっと。気分はもう浮上中です。
苛々してません。苛々しません。
苛々できるような身分ではありませんでした。ハイ。

こういう冷静な指摘をしてくれる友人が
身近にいることが私の幸せです。ええ、本当に。
イヤミでもなんでもなく、ね。

夜は教会の友人に誘われてライブへ。
彼女のおかげで今まで全くもって無縁だったライブハウスに
足を踏み入れる機会が増え、それと共に音楽を楽しむ機会も増えてます。
また、社会人になってもライブ活動をし続けている人が
こんなにも存在していること、大好きなものを手放さずに
仕事と両立させている人がたくさんいることを知れたことは
のりぞうにとって大きな刺激でした。
世の中には無数の生き方、暮らし方があるんだってことを頭で分かることと、
目の前でこういうふうに活動している人を実際に見るのとでは
大きな違いがあるもんだなぁと実感しております。貴重な体験です。
音楽を聴くこと、それ自体も純粋に楽しいしね。

昨日はライブが始まるまでの間、前々日に開催された青年会の集いの
感想を友人と伝え合いました。真面目な感想も勿論、伝えたけれど
それより何より、のりぞうにとっては、前々日に出逢った子達の
人懐っこさが衝撃的だったので、その感想が大部分。
いや、もう本当に!それぐらい人懐っこい子達だったのです。

と、彼女がなんとも嬉しい言葉をかけてくれました。

「でもね、弟とも言いよったんやけど
 のりぞうはさすが新人研修を担当しよるだけあって
 年が離れた子達の中に慣れとうよね。
 彼らの中にすんなり入っていけとったし。
 初対面のあの子たちの中にひとりで入れとっても、
 別に心配してなかったもん。」

さりげない一言だったけれど、のりぞうにとっては
ものすごく嬉しい一言で、その後、何度も反芻してにたついてました。
のりぞうのちょっとした行動から
のりぞうの仕事をごく自然に認めてくれたこと、
のりぞうも仕事から実は掴み取ってるものがあるのかもしれない
と思わせてくれたこと。それが本当に嬉しかったのです。

三連休最終日は「ありがとう。」がたくさんの一日でした。