のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

人間は成長する生き物らしい

2007年10月03日 21時43分19秒 | 日常生活
別のサイトに置いたままにしているブログ記事を
こちらに少しずつ、移行しようと思います。

・・・移行できるもののみ。
ほんの少し読み返してみましたが
実に小っ恥かしい感じの文章もいくつかあり
それはこっそり保存版にしようと思います。

ちなみに最初の頃のテンションはこんな感じ。
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タイトル:本当は
日  付:2002-08-09
本  文

三日目の日記なんだよ!
と声を大にして言いたい!

さて、本日は同僚や先輩との飲み会でした。
このメンバーで飲むと、会社仲間なのに
会社の話題にまったく触れないのがうれしい。
やはり、息抜きは必要!
何も考えずに馬鹿なことを言って思いっきり笑ってはしゃげる時間。

今日は、かなり満足したので明日は、
ひとり静かに図書館にでも行こうかな、と考え中。
どんな週末にしようかな♪

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うーわー。
このテンションの定まってない感じが予想以上に恥かしい。
そして、この頃から変わらず休日インドア派です。
週末に過ごす場所が何ら変わってません。

・・・・この変化のなさはどうしたものか。

人の振り見て我が振りなおせ

2007年10月03日 20時36分52秒 | 日常生活
この数日、ひっかかってたことがあったのだけれど
何にひっかかってたのか、何に違和感を抱いていたのかが分からず、
ずっと考えこんでました。
もやもやと考えていたところ、ようやく今朝、
そのもやもやを説明できる言葉が見つかりました。

ひっかかってた言葉は
「人と話すのが好きなんで、いつでも話しかけてやってください。」
後半部分は、私も安易に使ってしまう〆の言葉です。

でも、ちょっと待て。「話しかけてやってください」?
これはあくまでも人からの刺激待ちの状態で
自分からは動きません、と宣言しているも同じ。
自分は動かず、周囲の人が自分に寄ってくるのを待つ。
だって、よく知らない人に話しかけるのは勇気がいる。
エネルギーがいる。
話しかけてくれるのを待つほうが数倍楽ちん。
そういった無意識の「省エネ」活動が言葉に出てるんだと思う。

それが悪いとは思わないけれど
「人と話すのが好き」なら、自分から飛び込んで行こうよ。
自分から話しかけようよ。

と、思ったのです。
なんか「好き」と宣言している割には、中途半端だなぁと。

とりあえず、「話しかけてやってください」とか
「注意してやってください」とか人からのアクション待ちのような
中途半端な心持ちを言葉にするのはやめようと思います。
大人としてかっこよく生きたいから。

死んでも治らない/若竹七海

2007年10月03日 20時36分37秒 | 読書歴
■死んでも治らない/若竹七海
■ストーリ
 元警察官・大道寺圭は、一冊の本を書いた。警官時代に出会った
 おバカな犯罪者たちのエピソードを綴ったもので、題して
 『死んでも治らない』。それが呼び水となり、更にまぬけな犯罪者たちが
 集まってきて、大道寺は数々の珍事件・怪事件に巻き込まれてゆく。

■感想 ☆☆☆☆☆
 若竹七海の作品はどれも好きだ。
 彼女の持つ毒と人間に対するシニカルな視線がたまらなく好きだ。
 この作品も軽い味わいの連作短編集と見せかけて、どれも徹底的に
 シビアでほろ苦い味わいの展開となっている。

 大道寺圭が警官として経験した最後の事件と、警官を辞めて
 作家もどきになった後、マヌケな犯罪者によって事件に巻き込まれて
 いく話が交互に語られる。どちらも独立した話なのに、少しずつ
 登場人物たちが絡み合って、最後の最後に落ち着くべきところに
 落ち着くときのすっきり感と、最後の最後までブラックな味わいを
 作品に与え続ける作者の手管に喝采をあげたくなる。

 軽くてさくさく読めて、最後のすっきり感がきちんと味わえるので
 たまに読み返したくなるお気に入り作品だ。