のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

殿方が恋しくなるとき

2007年10月28日 23時15分41秒 | 日常生活
今現在、確実にこの部屋の中に
やや大きめの飛べる虫がいるのです。
入ってくるところは目撃したのですが
その後の消息が分かりません。

このまま眠っていいのやら。
顔に落ちてこないこととベッドに入ってこないことを祈るばかり。

神様。本日のワタクシの祈りは
どうぞ真剣に聞いてくださいませ。

似たもの同士?

2007年10月28日 22時49分40秒 | 日常生活
来週は、おっと、もう今週だ。
今週土曜日は教会のバザーです。
今日はバザーの準備のため、礼拝後も
教会を上に下に駆けずり回って大忙しの一日でした。
・・・嘘です。上に下に駆けずり回ってなんかいられません。
一箇所にどっしりと座り込んで、値段をつける作業に専念。
動き回る作業は若者がしておくれ。

・・・と、思ったのですが、
うちの教会には若者が少なく、人手不足必至。
奥の手で、バザー当日は妹と妹の彼氏を呼びつけました。
ふふふ。未来の義姉のお願いなんて、断れまい。
「そんなん、来るわけないやん。
 妹は来るかもしれんけど。彼氏はよほどの物好きやないと無理やろ。」
と周囲から言われる中、一か八か、というよりは半ば無理矢理呼びつけ
無事に人手を確保しておりました。

が、今朝になって、妹から電話。嫌な予感がします。
「ねえちゃん。今週のバザーなんやけどさ。
 彼氏の会社の飲み会が入ってしまってね。」

・・・やっぱり。
そうだよね。何の縁もない、
というか今まで全く縁がなかったに違いない
教会のバザーでのお手伝いなんて、ちょっと気鬱だよね。
まして、知ってる人も全くいない状況だもんね。
いいよ、いいよ。彼氏は来なくてもいい。
せめて、あんたは来なさいな。

「ううん。彼氏も行くよ。会社の飲み会は夜やけん。
 ただ、夕方16時ぐらいには帰らないかんけん、
 打ち上げには行かれんと、っち言いたかったんよ。」

・・・・え?!
打ち上げにはいかれん?!
心配するところは打ち上げ?!
あんたたち、どこまで人懐っこいのさ?
ほぼ初対面のメンバーの中で一日を過ごすだけでも疲れるだろうに
既に、夜まで一緒に過ごす気まんまん?!

あのね。その日はみんな一日、働きっぱなしでお疲れモードなのよ。
打ち上げどころのテンションじゃないのよ。
翌日も礼拝があるし、打ち上げは多分ないから安心して。

・・・というかね。
教会の方々はね、いきなりお手伝いに呼びつけられて
即効で「行く、行く」って返事をくれたことにも驚いてたのよ。
みんなと夜ご飯までご一緒してくれるつもりだったなんて聞いたら
驚きを通り越して、大喜びだよ。
今後、何かの行事があったら、
デフォルトでメンバの中に入れられること間違いなしだよ。

思いがけなく、妹のすばらしく人懐っこい性格を再確認しました。
つーか、彼氏もかよ!
本当にお似合いのカップルみたいで何よりです。

ハチ公の最後の恋人/吉本ばなな

2007年10月28日 22時39分25秒 | 読書歴
■ハチ公の最後の恋人/吉本ばなな
■ストーリ
 霊能者の祖母が遺した予言通りに、インドから来た青年「ハチ」と
 巡り会った私は、彼の「最後の恋人」になった。運命に導かれて出会い
 別れの予感の中で過ごす二人だけの時間。
 求め合う魂の邂逅を描く愛の物語。
■感想 ☆☆☆☆
 久々に読み返すばなな作品。
 読み返して、私は彼女の紡ぎだす物語も好きだけれど
 それ以上に彼女の紡ぐ文章が好きだったことを思い出した。
 常日頃、私も抱いているけれど、はっきりとつかめずにいる
 曖昧模糊とした想いをしっかりと自分の下に引き寄せて
 見事に言葉にしている。その感性を羨ましく思いながら、
 そしてそういった言葉を文章で読めることを嬉しく思いながら
 読みふけった。

 特に共感した部分は日本という国、そして文化について
 書いている部分。普段、私がふとした瞬間に「だから日本が
 好きなんだな」としみじみ思うことを見事に文章にしていて
 読みながら嬉しくなった。

 ハチ公の最後の恋人、というタイトル通り、マオとハチに
 別れは訪れる。お互いに嫌いになったわけではないけれど
 住む世界、住みたいと思う世界や目指すところがが異なってしまい、
 訪れる別れ。それはきっと私達にもごく普通に起こる
 出来事なんだと思う。好きだから別れは辛い。
 けれど、一緒に過ごすことができない。別れの後に苦しんで
 苦しんで寂しい気持ちを味わって、マオは気付く。
 「死んだわけじゃない。生きているんだ。
  この瞬間も、どこかの空の下で。」
 そのことを泣けるほど嬉しいと思える出会いと、想いの深さを
 気付かせた別れが切なくて泣きそうになった。

 いろんな出会いがあって、別れがあって、そういったたくさんの
 出会いと別れを繰り返して、私達は自分自身を形成していく。
 どんなに大好きな人でも、どんなに大切な人でも、私達は別れて
 時が経つと「忘れないが、忘れるだろう。」
 そのことを「悲しいが、すばらしいことだ。そう思う。」という
 言葉で綴ることができるのは、すばらしい出会いだった証拠だと思う。
 
 以下、大好きだった文章の抜粋。
 何度も読み返してしまった。
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 ハチ。ささやかな日本の自然もいいものだよ、と私は思った。
 庭がなくたって、みんなプランターで小さな自然を生み出している。
 ごちゃごちゃとあたたかく暮らしている。四季があるこの島で
 単なる生活を芸術にまで持っていった、アジアのはじっこの日本人だよ。
 この、虫の声でさえ泣けてくるような、かすかな心の揺れ。
 万物に音楽を聴き取る耳。ほんの小さいところをじっと見つめて
 そのなかから美の配列や宇宙の秘密や、神の意志まで想像してしまう
 感受性。かげろうみたいにはかない生命の繊細な息吹が、空気に
 みずみずしく含まれている。
 私はずっとここが好きだから、できることならハチもここを愛して
 その思い出を忘れないで大切にしてほしい。

OLはお稽古事がお好き

2007年10月28日 22時38分27秒 | 日常生活
本日、礼拝後に教会友達から
「今日はバザーの準備があるけん、帰ったらいかんよ。」
と脅されました。

・・・え?
今日、夕方から用事があるんだけど。
何時ごろ解散予定?

「そんなん準備が終わるまでに決まっとうやん!」

・・・ハイ。がんばります。
でも、16時には帰ります。
16時までしっかり働くけん許して。
と、おずおずとお伝えしたところ
「何があると?」
と、尋ねられました。

今日は、お友達が誘ってくれた・・・あれ?なんだっけ?
お友達がお勧めしてくれた講座に行くのですが、
その講座名をうっかり忘れてしまいました。
えっと。確か「健康教育」みたいなやつ。
違う。違う。「健康体操」?なんか体操やった。
講座名ってなんだっけ?

「・・・・ねえ。
 会社のOLさんたちの中では、そういうのが流行りなん?
 ヨガでもピラティスでもなくて健康体操?」

・・・・うん。
なんか名前が渋いのは認める。
もっと若者チックな名前だった気はする。
だけどね。ヨガやピラティスだって、
突き詰めていけば「健康体操」だからね。
巷では「健康体操」が大流行なのよ。

ちなみに到着した会場でまたもや講座名をど忘れしてしまい
「えっと。今日、ある講座に来たんですけど。
 なんか体操のようなものだった気が・・・・」
と、ものすごく頭弱い人のような切り出し方をしてしまいました。

・・・そろそろ、本当に痛いから改めよう。
と、ここニ、三年は本気で反省しております。