のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

僕の彼女を紹介します/2004年韓国

2007年10月24日 23時58分17秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 一見うら若い乙女、ギョンジン(チョン・ジヒョン)は、仕事に
 燃える熱血警察官。誤認逮捕が元で知り合った高校教師、
 ミョンウ(チャン・ヒョク)と恋に落ちた。無鉄砲なギョンジンを、
 ハラハラしながら見守るミョンウは、何があっても彼女を守ると
 心に誓う。ある夏、車で旅行に出た2人は落石事故にあい、川に
 落ちたミョンウが意識を失ってしまう。ギョンジンの必死の処置で
 一命を取りとめたミョンウは、彼女への気持ちを一層強くするが、
 そんな2人に、過酷な運命が待ち受けていた。

■感想 ☆
 「猟奇的な彼女」は突っ込みどころ満載ですが、それでも純粋に
 感動して泣いてしまった大好きな作品です。見たその日に
 サントラを買ってしまった程、サントラを繰り返し聴き直しては、
 また泣いてしまう程。それぐらい好きだった作品です。
 そのため、同じヒロイン、同じ監督によって作られた「僕の
 彼女を紹介します」は映画館で予告を見て以来、
 「いつかは見たい作品」のリストに入れておりました。
 昨日、ようやく念願かなってテレビ放映されたものを鑑賞。

 ・・・映画館で見なくてよかったな、と心から思いました。
 作品世界にまったく入り込めず。
 テレビではCMによって中断されるから?
 途中で現実世界に引き戻されるから?
 とにかく、まったく映画の中に入り込めず、途中からは
 「あほくさー」というやや白けた気分で眺めておりました。

 どうやら大好きな恋人が亡くなった後も彼女を守りたくて
 風になって傍にいるという話らしいのですが、その展開に
 まったくついていけず。だって、風だもの。
 「遠く離れることになっても、風になって傍にいるから」
 と言っていた恋人が亡くなったからと言って、風が吹いたときに
 「あなたなの?!」と聞かれてもねぇ・・・。
 風なんて普通に吹いてるし。頻繁に吹きすぎてて、判断つかないっす。
 もっと「特別」なものにしてくれないと。
 なんて突っ込みを入れながら見てしまう自分にがっかり。

 突っ込みを入れつつも、
 「もしかして後半は盛り返すのかも。クライマックスに
  泣けるほど感動できる仕掛けがあるのかも。」と期待してしまう
 自分にさらにがっかり。しかも、見事に肩透かしをくらいました。
 更に更にがっかり!

 全体的に安っぽいのです。背景も音楽もカメラワークも。
 特にヒロインを中心に据えて、ウザイほどぐるぐると回る
 カメラワークには正直、うんざり。

 ひとつひとつのエピソード間でのつながりが感じられないのが
 一番の敗因ではないかと。脚本がしっかり作りこまれていれば
 もっと違ったものになったのではないかと思えてなりません。
 ラストのオチ(?)はある意味、笑えましたが。
 「え?!それでいいの?!本当に?!」とびっくりするような
 力技です。
 「本当にその人に紹介していいの?!
  そもそも、この紹介はその人の耳に届いてるの?!」
 と突っ込みを入れつつ、結局のところは楽しんだのか、な?

仕事と楽しみの境界線

2007年10月24日 23時23分04秒 | 日常生活
今月は新人さんとの面談を楽しんでいます。
入社して7ヶ月、配属されて5ヶ月
そろそろ会社に慣れてきている頃、仕事も本格始動している頃。
皆様、いかがお過ごしかしら~、近況聞かせてくださいな~
というイベントです。

本当はもっと深遠な企画理由があるのですが
のりぞうのまったくもって緊張感のない仕事態度が
うっかり「お?雑談?」「おや?新人と休憩中?」というような
緩い空気をかもし出しているらしく、新人にも旧人にも
面談の深遠な目的は忘れ去られがちです。

まーね。緊張感を前面に押し出して面談したって
聞きたい話は聞けないですからね。
と、もっともな理由をつけて
のりぞうの興味の赴くままに話を聞いています。
結果。
面談を終えた新人からは
「すみません。仕事中なのに、息抜きに付き合ってもらって。」
というような的外れなお礼を言われることもしばしば。

・・・・いや、息抜きに付き合ったんじゃなくって!
これがワタクシの仕事なんだってば!
ワタクシが付き合っていただいたんだってば!

ちなみに本日は残業時間の話になった際
新人から無邪気に
「のりぞうさんは残業したときに何するんですか?」
と聞かれました。

仕事だよ!!
残業して、本読んでたらびっくりされるよ!!

・・・と、言い切ることができなかった自分がうらめしい。
ええ、ええ。さすがに本を読んではいませんが
だからといって、
高らかに「仕事だよ!」と主張できるほどの仕事はしてません。
というわけで、思わず
「うん。そもそも、残業なんてしないんだけどね。」
と答えてしまいました。

・・・・よわっ!
まあ、事実なんですけど。

今月はこの面談のおかげで、退屈とは無縁の日々を過ごしております。
あと10名でこの楽しみが終わってしまうのかと思うと
今から寂しくてたまりません。

・・・誰よりも、のりぞう自身がこの面談を仕事として
捉えることができていないのが一番の問題かと。