太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

オートロック事件

2012-03-08 08:42:47 | 日記
今、滞在している叔母宅の玄関ドアは、オートロックになっている。

私はオートロックが怖い。

いや、正確にいえば、怖いのはオートロックじゃなくて、オートロックなのに鍵を持たずに閉めてしまいそうな自分 だろう。

旅行でどこかのホテルに泊まる時も、カードキーを持ったかどうかがすごく気になる。



朝のウォーキングに行く時には、キーホルダーごとではポケットに入らないので、ドアの鍵だけを外して持ってゆく。

叔母から預かっている家の鍵は、我が家の鍵と形がそっくりなので、間違えて自宅の鍵を持たないように、赤いリボンを付けた。

それでも、ドアを閉める直前に、赤いリボンがついた鍵を持っているか確かめずにはいられない。



私は過去にオートロックで締め出された人を見たことはあっても、1度だって自分が締め出されたことはない。

それなのに、ドアを閉めるたびに、締め出される自分の映像が浮かぶのだ。

追い払っても、追い払っても、その不安が消えない。

だから何度でも、鍵を確認する。



それなのに、今朝、仕事に出かける夫を見送るために外に出て、その流れで私はドアを閉めた。


ガチャリ


という音がした瞬間、私は今自分が何をしたのか理解してしまった。

ドアが閉まった音がしましたよね?




今、私、ドアを閉めてしまいましたよね・・・・・・・・?




目の前には、頭を抱える夫がいた。

「自分を締め出しちゃったわけ?」

「そう、みたいね・・・」

「どうすんだよ?両親もここの鍵は持ってないんだよ?」


ここがホテルならどんなにいいか。

事情を話して開けてもらえるのに。

叔母が戻るまで、あと2週間。猫のドリーは、飢え死にか・・・・・!!!

ボートから何度も海に落ちても生き延びてきたサバイバル猫の顛末が、自宅で飢え死にとは、あまりにも気の毒だ。



とにかく、夫の母に電話をしてみる。

すると、夫の母は、合鍵のありかを知っていて、言われた場所を見てみると、ちゃんと合鍵が入っていた。




思考は現実化する、って本当だと思う。

毎日、締め出される不安を思い描いていたから、それが現実になった。

としか思えない。

締め出されたことがないのに、その不安がどこからやってくるのか・・どこかの過去世の記憶?(なんでも過去世のせいにしておく)



起こってほしいことだけにフォーカスしよう。

わかっていたのに、私はその不安を払いきれなかった。

きっと私はまだ、恐れの気持ちのほうを優先してしまうことがあるんだよ、というお知らせかも。



飢え死にを免れたドリーさん(本猫 何も知らず高いびき)








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