太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ピーナッツバタークッキー

2012-03-28 14:12:22 | 食べ物とか
昨日(27日)は夫の誕生日だった。

夫にあげる物を選ぶのは、夫の兄、夫の両親、と並んで難易度が高い。

とにかく、物欲が薄い。だから、欲しい物を聞いても「ない」と言う。

彼の持ち物といったら、大きめのスーツケースが2個もあれば済んでしまうほどで(ほとんどはロックのCD)

クロゼットも7割は私のもの、引き出しの中は、過密すぎて開きにくくなっている私に比べて、すっかすか。


洋服やデイパックなども、10年以上使っているものが多い。

オシャレと言われる人のようなこだわりがないように見えて、実は彼なりに好き嫌いがハッキリしており、

人がよかれと思って選んだ洋服類も、引き出しの肥やしになることが殆どだ。


それでも昨年までは、頭をひねって何かしらプレゼントしていた。

大抵、必ず使うとわかっているものになるわけだけど、そういうものはサプライズ的な喜びに欠ける。

だけど、引き出しの中で永眠するよりはマシだ。

それに日本では私名義の口座があったから、財布は一つといえども、私があげたという気分がしたものだ。


しかし、ここではまだ私の名前の口座がない。

銀行口座を連名にするには、私のIDとなる車の免許証やら必要なものが揃わなかったからで、そうなると、無理して何かを買っても、

夫が自分で自分に買ったようなもので、それってプレゼントと言えるだろうかと考えてしまい、今年はカード以外何も用意しなかった。






しかし昼間、思い立ってピーナッツバタークッキーを焼いた。

マフィンやケーキぽいものにしようかと思ったけど、膨らまないとか、しっとり感が足りないとかいう失敗談に事欠かないので、無難なクッキーにした。

ネットでレシピを探して、家にある材料だけでできるクッキーを選んだ。

『バター 1/2カップ』

1/2カップのバターって?

四角い固形のバターを前にハタと考える。考えてもわからないので、バターを溶かして半カップにする。

半カップのピーナツバターも同様。

小麦粉も何でもかんでもカップで、日本のレシピみたいに何グラムなんて書いてない。

こんないい加減なやり方で、クッキーができるんだろうかと不安だったけれど、なんとか生地がまとまってクッキーらしいものが焼けた。

焼成時間、たったの8分。

『焼きすぎに充分に注意!』と書いてある。

8分たって出してみて、荒熱がとれても、ちょっとしっとり。焼けているんだかいないんだかわからん。

あと2分ほど追加で焼いてみたけど同じ。これってソフトクッキーだったのかも?

カントリーマームみたいなやつ。ああ、きっとそうだ。そうに違いない。そういうことにしておこう。

生焼けで食べて害のあるようなものは入ってないし。






スプーンで落としていくだけの、ラフなクッキー。

でも誕生日だから、文字も作ってみた。

名前にしようかと思ったが、アルファベットが難しかったのでLOVEだけ。

41というのは、41歳になったから。


いろいろ手抜き、そして思い付きのプレゼントだけれど、普段からまめにこういうことをする私じゃないから、

特別感は出た、と思う。よかった、こまめじゃなくて・・・・・







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