太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

わらしべ初仕事

2012-03-12 10:13:03 | 日記
夫の同僚のマーロウが、友人の結婚祝いに贈るプレゼントを私に依頼してくれた。

リクエストがあったのは、ランプシェードだけで、あとは私に任せてくれるという。

ランプシェードは、2つで1組を、2組。

私としたことが、1枚しか写真に収めなかった。なんでだろう???


これは四角いランプシェード。赤とオレンジのハイビスカスが片面ずつ。


もう1組は丸いシェードで、バード オブ パラダイスを描いた。

写真がないので、私が以前自分用に作ったのを・・・



これは自分用。


あとはキャンバス画に描いた、ハワイの風景を何点か。イーゼル付きで。



マーロウはとっても喜んでくれたそうで一安心。

彼女が切ってくれた小切手が、ズシリと重く感じた。

これがハワイでの初仕事なんだなあー・・・


せっかく作品があるんだからクラフト展に出したら?とか、インターネットで販売したら?とか、勧めてられているんだけれど、

この超めんどくさがりの性格と、

自分の気分とペースで、しかも私が作りたいものしか制作したくないという我侭さがジャマをして、踏み切れない。


今回の仕事は、頼みもしないのに夫が職場で私のことをベラベラと喋り、作品を撮った写真を見せまくるという地道な「営業」の結果、得た。

そういう、自分を売り込むことすらめんどくさい、というテイタラク・・・

このままぬくぬくと、ただ趣味で描き続けるのか、いつか何か転機が来るのか、本当は私はどうしたいのかも、わからない。

ただ、私の作ったものを欲しい、と思ってくれる人がいて、私の作品がどこかで誰かに愛されているということは、ありがたく、たとえようもない喜びであることは確か・・・



ハワイで初めて得た自分のお金を何に使おうかと思っていたところ、ふらりと立ち寄ったギャラリーで、

以前からすごく興味があった、コラージュ・アーティストのワークショップの案内を見つけた。

紙を自分で染めるところから体験できる、3日間のワークショップ。

私が受け取ったお金と、ほぼ同じ金額だったから、これはチャンスなのかもと思い、早速申し込んだ。


作品で得たお金で、新しい作品を作る技術を得る。

これって、わらしべ長者ならぬ、わらしべアートか?






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