太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

メネフネってことで

2013-11-03 16:34:18 | 日記
以前、朝方4時ごろに、部屋の外をキャスター付のスーツケースを転がすような音がした記事を書いた(コチラ

結局、あれが何かわからないままで、

勝手に「メネフネ(ハワイの妖精)ということにしておこう」ということになった。


夫は昔、メネフネに間違いないというものとニアミスで遭遇した体験がある。

人が集まって、この家の庭でBBQをして、飲み物を入れたままのクーラーボックスを

明日片付けるつもりで外に置いておいた。

深夜、「ガラガラ・・」という、クーラーボックスから飲み物を取り出す音がして目が覚めた。

夫が寝室にしていた部屋のすぐ外が庭になっており、電気をつけずに窓の外に目を凝らした。

月もない、真っ暗な夜で、庭に照明もなく、「ガラガラ・・」と氷がぶつかり合う音が再びして、

「カチャカチャ・・・」というような話し声がして、何かが庭の奥のジャングルに走り去っていく気配がした。


こういう話をすると、必ず誰かが

「実はウチでもこんな話が」と言う。

やっぱりメネフネはいるのだと思う。



数日前のことだ。

何時ごろかわからないが、朝方ではなかったと思う。

リンリンリン、という鈴の音で目が覚めた。

冷蔵庫のドアを開けたままにしておくと、似たような音が鳴るようになっていて、

両親のどちらかが夜中に冷蔵庫を開けたのかと思った。

でも、キッチンも居間も電気はついておらず、両親が降りてきたとしたら、

真っ暗闇の中で冷蔵庫を開けるとは思えない。

それに、冷蔵庫のアラームは5回鳴るのに、私が聞いたのは3回だ。


しばらく耳をそばだてていると、今度は「ガタン!」という音がした。

たとえていうなら、勢いよく引いた椅子が壁にぶつかったような。


見に行くべきだろうか。

でももし侵入者だったら?

いや、元・人間だったら?

あるいは、メネフネだったら?



1番怖いのは人間(侵入者)だけど、元・人間やメネフネだった場合、

見たものを受け入れられるかどうか自信がない。

見に行っても何もない、というのも考えられるが、それを確かめる勇気がない。



翌朝、夫にそのことを話すと、

「レイナにもらった『妖精の食べ物』のスプレーをまいて寝たから来たんでショ」と言う。

「ええー、でもメネフネじゃなくて、ティンカーベルみたいな妖精がいい」

「それは差別!メネフネだって妖精の仲間だよ」



確かにメネフネは妖精だけど、見栄えは妖精というよりは「妖怪」に近い。

白雪姫に出てくる7人の小人みたいなのより、かわいい系のほうが絶対にいいのに。



我が家の中や庭に、何かがいるのは間違いない。

生きている人間でも、元・人間でも、なんか怖そうではあるので、

やっぱりここはメネフネで、ということにしておく。







にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ -->