太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

サンタクロースがやってきた

2013-11-20 20:36:32 | 日記
まだ11月半ばだというのに、既にハワイにサンタクロースがやってきている。




うちの近所のショッピングモールに・・・・



サンタの膝に乗って、欲しいものを伝えたい子供たちが列を作り、

ワナワナして待っている。

毎年、各地で恒例のイベントだ。

夫も子供の頃は、並んで待っていたという。


しかしハワイでこの衣装は、やっぱりちょっと似合わないかも。

アロハシャツにサングラス、サーフィンをしているサンタクロースの絵を見かけるが

そっちのほうが自然だ。





夫がサンタクロースを信じていた頃、

暖炉の前にクッキーとミルクを置いて、夜中にこっそり見に行ったのだという。

すると、クッキーは半分なくなっていて、ミルクも飲んだ形跡があり、大興奮。

あわてて兄と両親を起こしてまわり、

サンタクロースが来たことを伝えた。

クッキーとミルクを食べた張本人の夫の父は、そのときどんな顔をしていたのだろうか。



こんな昔話を聞くとき、

かわいらしかったであろう夫や、夫の兄のことを思う以上に、

今の私よりも遥かに若かった彼らの両親のことを思うようになったのは最近のことだ。



家族のアルバムの中の写真と、あれやこれやの思い出話をつなぎあわせてみる。

それは昔に見た、古い映画を断片的に思い出すような曖昧さで私の中に浮かびあがり、

サンタクロースが来たと興奮している子供と、その家族と同じ場面に

まるで私もいたかのような感覚になる。

感謝と懐かしさ、いとおしさに加えて、なんともいえない切ない気持ちがじんわりと広がるのは

夫の両親が確実に年をとってきているからだろうか。

そして私の両親を重ねてみているのだろうか。








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