太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

デビュー

2013-11-24 14:54:31 | 日記
今日も快晴、雲ひとつない。

張り切ってビーチに繰り出した。

泳ぐ前に、いつも波打ち際を30分ほど歩く。


日差しは強いが、風は涼しい。


そろそろ海に入ろう、というときになって、

両足の膝から下に痛みを感じた。

見ると マナウォー がからまっていた。



マナウォーというのはクラゲで、

正しい名前かどうか知らないが、地元のひとたちはマナウォーと呼ぶ。

比較的ポピュラーなクラゲで、よく波打ち際に打ち上げられていたり、

海に浮かんでいたりする。

いつもは足元を気をつけて、マナウォーを踏まないようにしているのだが、

今日は話に夢中になっていて、下を見ていなかった。








こんな形の青いバブルのような本体に、長くて細い尻尾(?)がついている。

その尻尾に毒がある。

蜘蛛の糸のように細くて長い尻尾にからまれると、電気が走ったような痛みがある。


話には聞いていたが、刺されたのは初めてだ。

多少パニックになって、思わずマナウォーを払い落とそうとする私を止めて、夫が慎重にからまった尻尾をはがしてゆく。

その間にも、足はヒリヒリと痛み、それはまるで火傷の痛みに似ている。



近くにいた人が寄ってきて

「マナウォーだったら、まず真水でよく洗ったほうがいいよ」

と言った。

ヒリヒリする足をひきずってシャワーで洗い、家に戻って温水と石鹸で洗った。


子供のころから何度もマナウォーに刺されている夫は慣れたものだ。

「小さいマナウォーでラッキーだったよ。大きいやつだと尻尾のあとがしばらく皮膚に残ることもあるよ」


20分もすると痛みはほぼ消えて、赤くなっていた肌ももとに戻ってきた。


2年半の間に、ほぼ毎週のように海に来ていて、今まで刺されなかったのが不思議なぐらいだ。

というわけで今日はクラゲデビューとなった。







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