ハワイの虹と富士山

虹の島ハワイだけに、ほぼ毎日のように虹を見る。

最初の頃は感動していたけれど、だんだん日常になってくると

感動も薄れてくる。


静岡市で生まれ育った私にとって、富士山とはまさにそういう存在で、

生まれた時から窓をあければ富士山があり、

それは銭湯の壁のタイル画のように、当然の風景の一部なのである。

だから学校の写生大会で、誰も富士山を描かない、ということは普通にある。

生涯に１度も生の富士山を見ないで終わる日本人がいるということが

子供の頃の私には想像もつかないことだった。



日本の友人が、虹を見て感動した、というのを聞いて、

わが身の驕り（おおげさな）に気づき、虹を見るたびに最初の感動を思い出すようにしている。

そしてできるだけ写真におさめているのである。


たいてい、運転しているときなので、運よく信号で止まったときに急いで撮るので

あまりいい写真はないけれど、撮りためた写真をここに集めてみた。




























虹を見た人みんなに、最高にいいことが押し寄せますように。







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