太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

サンクスギビングは

2013-11-29 08:05:27 | 日記
サンクスギビングのディナーは、なぜか3時から4時という

中途半端な時間に食べる。

ビーチで泳いだ後、ホノルル市内に住む友人を拾って自宅に行くと、

夫の両親が準備におおわらわだった。

今年のターキー(七面鳥)は、地面に深く穴を掘り、

そこに熱く焼けた石をぎっしり並べた上に肉を置いて、一晩かけて蒸し焼きにするという、

「イム」 と呼ばれる調理法で焼いた。

家の近くに、イムをやってくれる場所があり、それぞれがターキーを持ち込むのだが、

今年は200以上あったらしい。


メインはターキーと、ハム。

日本人の感覚からすると、ハムがメイン料理になるのは考えにくいけれど、

日本のハムとはどこか違う。

大人が一抱えしてやっと持てるぐらいの大きさだし、オーブンで焼くとジューシーでおいしい。

このハムが余ったら、細かく刻んでハムサラダにするのも楽しみ。



マッシュポテトを作りつつ、ターキーにかけるグレイビーソースを作り、

インゲンのつけあわせを用意しながら、夫の父が電動式のナイフでターキーとハムをスライスする。


そうこうしている間に、ぼちぼちと人が集まってくる。






今年は14人。

バフェ式の普通のパーティならそれ以上でも大丈夫だけど、サンクスギビングはちゃんと着席して食べるから

我が家だと14人ぐらいが限界だ。






料理が並んだところ





別の部屋ではデザートも待機している。

今年の目玉は、なんといっても叔母が焼いた「ミステリーパイ」。

ピーカンという、胡桃に似たナッツとチーズのパイで、これが美味しいったら・・・・・





夫の友人のケビンがピアノを弾き語る。

食事のあとは、みんな思い思いに過ごす。




日本の元旦を思い出す。

母がおせち料理や、お寿司を用意して、父が和室にテーブルや座布団を並べる。

コップの数が足りないだとか、ビールは冷えているのかなどと言い合っているうちに、

叔父叔母従兄弟たちがやってくるのだ。



ここでは、普段でもよく人が集まって食事をするけれど、

やはり今日は特別なんだと思う。






にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ -->