ダイニングテーブルの脇に立って、夫と話をしていた。
どこか遠くで、高くか細い物音がする。
気付いたが、気にも止めずに話し続けた。
その物音は引き続き聞こえてくる。
「ひいいぃぃ~、ひいいぃぃ~」
私は夫を見て、聞いた。
「聞こえる?」
「うん、何か聞こえる」
下の方から聞こえるようなので、ふと足元を見た。
すると、私はチーズケーキのボーイの尻尾を踏んでいた。
室内シューズを履いているので、何かを踏んでも感覚が鈍くなっていて気づかなかった。
ボーイは私のシューズから尻尾を抜こうにも抜けず、
私を見上げて
「ひいいぃぃ~」
と必死の訴えをしていたのである。
いやあ、これはすまなかったねえ。
足を上げると一目散にカウチの横に逃げていき、
恨めしそうに私を見ている。
ガールだったら大騒ぎ。
ボーイがニャーと鳴いたのを聞いたことがない。
鳴くのはガール専門で、ボーイは「ミッ、ミッ」と言うだけ。
「無口なオトコだねー」
せっかく褒めたのに、しばらくよそよそしかった。
性格もそれぞれ楽しい猫たち
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どこか遠くで、高くか細い物音がする。
気付いたが、気にも止めずに話し続けた。
その物音は引き続き聞こえてくる。
「ひいいぃぃ~、ひいいぃぃ~」
私は夫を見て、聞いた。
「聞こえる?」
「うん、何か聞こえる」
下の方から聞こえるようなので、ふと足元を見た。
すると、私はチーズケーキのボーイの尻尾を踏んでいた。
室内シューズを履いているので、何かを踏んでも感覚が鈍くなっていて気づかなかった。
ボーイは私のシューズから尻尾を抜こうにも抜けず、
私を見上げて
「ひいいぃぃ~」
と必死の訴えをしていたのである。
いやあ、これはすまなかったねえ。
足を上げると一目散にカウチの横に逃げていき、
恨めしそうに私を見ている。
ガールだったら大騒ぎ。
ボーイがニャーと鳴いたのを聞いたことがない。
鳴くのはガール専門で、ボーイは「ミッ、ミッ」と言うだけ。
「無口なオトコだねー」
せっかく褒めたのに、しばらくよそよそしかった。
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