罰金 オマケ

97ドルの罰金の切符を切られた翌朝、

同じ交差点に、またポリスカーがいた。

昨日と同じ車だ。

私は、完璧にきっちりと止まり、ポリスカーを ハッタ！ と睨んだ。

ポリスカーのフロントガラスに日が当たって

警察官の顔が見えないのが非常に残念。

そのまま5秒、「どうだ、文句あっか！」的な態度で睨み続け、

長く止まり過ぎ、とか難癖付けられる前に発進した。


映画の見過ぎかもしれないけど、ロサンゼルスとかシカゴとか、

命が幾つあっても足りなさそうで、アメリカの警察官にはなりたくないと思うけど、

ハワイの警察官なら呑気そうでいい。

たいした凶悪犯罪もない。覆面なし、ビーチサンダルで銀行強盗をやり、徒歩で逃げるようなところだ。

(もちろん捕まる。しかし、また同じようなことを誰かがやる)

今朝のトップの記事は、どこだかの民家の車の下でニシキヘビが見つかって

ハワイはヘビは生息していないことになっているので、警察官がワイワイ出動して

ヘビを捕獲した、という話。

事故でもなんでも、とにかくワイワイ警察官が集まってくる。

ヒマなんだかどうだか知らないが、ここにそんなに集まっても、というぐらい、来る。

私がいつも給油するスタンドは警察の近くにあって、

そこは警察のカフェテリアみたいに、いつも何人も警察官が楽しそうに談笑している。

田舎の島の警察官はそんなもんなんだろうか。



私がたっぷり睨んだ警察官。

目付きの悪いアジア人を目撃、とか日報に書かれていたりして。




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