太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

通じるカタカナ語

2015-09-17 22:19:46 | 英語とか日本語の話
英語をカタカナで覚えても、あまり通じない。

カタカナにはない発音が英語にはあり、

英語にはない発音がカタカナにあるからだ。

夫が日本でカタカナを覚えていた頃、バスの広告を読み上げていた。

「ホ、ノ、ル、、、ル。ホノルルって何のこと?」

あんたが生まれた所でしょーが、と日本人の私は思うのだけど、

カタカナのラリルレロと、英語のLのラリルレロはぜーんぜん違うらしい。

こんなこともあった。

電車の中で、またカタカナを読んでいた夫。

「マ、ナー、、、マナーって何のこと?」

アメリカ人なのにマナーを知らないなんて、と思いつつ説明すると、

「ああ、マヌァーのことか」

そんな具合だから、発音をカタカナで書いてある参考書はあまりアテにしない方がいいかもしれない。

ホノルルの「ルル」はカタカナでは書ききれるものじゃない。



しかし、中にはしっかり通じるものもある。

夫や両親が会話の中で、誰かれがホリテックで…と言うことがある。

ホリテックとは心臓発作のことらしい。

英語で心臓発作をホリテックというのか、と覚えた私。

それが、つい最近、新聞に heart atack という単語があり、

夫に、これとホリテックはどう違うのかと聞いたところ、

宇宙人でも見るような顔をされた。


実は、ハートアタック(heart attack)がホリテックだった。


いつか記事にしたけれど、職場で

「ハラキリコーナーはどこ?」

と聞かれて驚いたが、ハローキティのことだった。

ハートアタックも、ハローキティも、英語っぽく発音しようとするよりも

ホリテック、ハラキリ、と言った方が通じる(あくまでも私の意見。念のため)



「掘った芋いじるな(what time is it now?)」

は、いいアイデアではあったけど、これが通じた外国人には

まだ会っていない。

「揚げ出し豆腐(I get off here)」なんてのもあったな。

でもバスでこれを言っても、まず止まらんだろなあ。




にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村









めっちゃ語尾

2015-09-17 07:49:18 | 英語とか日本語の話
職場にいらした若い女性(日本人)の二人連れ。


「うわ!これ1ドルだって。めっちゃ安くね?」


「ほんとだー」


「ねーねー、めっちゃおもしろくね?


「っていうかさぁー、めっちゃおもしろ系じゃね?」


うーん。


これは何だろう。流行り言葉?


いちいち語尾が上がり、めっちゃを連発。


それにだいたい会話としてどうなの。


片方が、これは面白いと言ったのに対して、もう一人が


「というか」と相手の言ったことを軽く否定しながら、面白いと同じことを言う。




あー、やだやだ。


若者の言葉や態度をあげつらってどうこう言うのは、ほんと年とった証拠。


でも気になる。とても気になる。


ボキャブラリーが貧困だとか、品がないとか、若者言葉というのは


そうしたものなのかもしれない。ただ、自分が若かった頃を忘れただけで。




子供の頃、テレビにかじりついて西城秀樹が歌うのを見ている私に、祖母が


「なんだね、男がこんな髪の毛を伸ばして」だとか


「あたしにゃみーんなおんなじ顔に見えるよ」とか言ったけれど


何のことはない。


ジャニーズも、女の子がやたらと集まったグループも、


私には誰が誰だか見分けがつきゃしない。


これか年をとるということなんだろうかなあ。




「これ、マジかわいくね?」


「めっちゃかわいくね?」


二人連れの声が、棚を超えて聞こえてくる。







にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村 -->