太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

やつらのねぐら

2017-03-28 09:32:53 | 日記
せせらぎの話をする。

苦手な人は要注意。

注)せせらぎとは、ゴのつく虫のことで、あまりに気持ち悪すぎて名前を書くのも憚られるため、せせらぎと呼ぶ



夫が休みの日に、両親と庭仕事をした。

アガパンサスという、青いきれいな花を5mほどにわたって植えてある場所がある。

そこの土を入れ替えるという作業をするにあたり、アガパンサスを抜いて土を掘ったら・・



掘ったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・































せせらぎが団子になって、眠っていた・・・・・






え、小さすぎて読めない?




せせらぎが団子になって、眠っていた んだってば・・・・・




















「50か100以上いたね」









50と100じゃ倍も違うが、どっちでも同じことだ。とにかくたくさんいたらしい。



私がその場にいなかったことに感謝。

「この辺はまだ新しい土地だから、こんなもんなんだろうな」

とは夫。

夫が昔住んでいた、ホノルルの古い住宅地では、仕事が終わって家に帰り

灯りをつけると一斉に  サササッ コソコソッ と部屋のあらゆる場所から動く気配がしたという。

それは不潔にしているからではなくて、どんなにきれいにしていても同じなのだという。




「いや、それはどうかな」



しかし私は、声には出さずとも、そう思っている。

あのひとたちは、台所のシンクの下に 蓋なしの生ゴミ入れ を設置し、せせらぎを餌付けしているようなもの。

それでいて、せせらぎが出る、出るといって騒ぐ。





さて、そのアガパンサスの根元のねぐらだが、そのあとどうしたのか私は聞かなかった。

聞きたくもなかったし、だいたい察しがつく。

そのまま土をかけておしまい。

仮に私がそこにいたとして、同じだっただろうけど。

どうして彼らはせせらぎを恐れないのか不思議でならない。

一度、夫に聞いてみたことがある。すると彼は言ったのだ。



「うーん、なぜって言われても。カブトムシみたいなもん??」



違うッ!!断じて、違う!!

カブトムシに申しわけがないから謝ってほしい。

それにしても、あんなところにねぐらがあったのか。

私のキッチンには、きっちりした蓋つきの生ゴミいれがあり、寝る前には蓋を確認し(夫は時々半開きにしているのだ)

シンクのディスポーザーの排水溝は、きっちりと蓋をする。

ねぐらと我が家との距離は3メートル。

いつでもふらリと訪問できる距離にいて、私の努力も意味があるのかどうか甚だ疑問ではある。





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