6月の声を聞いたら、わくわくする。
そろそろアレが出てくる頃。
私が1年待ちわびていたものは・・・・
ライチ
6月になると、スーパーや、ファーマーズマーケット、道の路肩で
ライチが売られ始める。
オアフ島で売っているライチの殆どは、ハワイ島のHILO産だ。
皮の表面に、歯で切れ目を入れる。
その切れ目から、皮がきれいにペリペリとはがれてゆく。
はがれてゆくその間にも、たっぷりの果汁があふれてくる。
ぷるんとした白い果肉にかぶりつくと、
ああもう至福のとき。
果物全体、なんでも好きだけれど、
何が1番と聞かれたら、一瞬パパイヤと迷ってからライチ、と答える。
いつからライチがこんなに好きになったのだろう。
日本に住んでいたときには、ライチは名前だけは知っていたけれど
お菓子にライチ味がある程度の認識で、本物は見たこともなかった。
職場に来るツアーガイドの人が、
日本に行ったら冷凍コーナーにライチがあったので、喜んで買ったのだけど
食べてみたら、小さくて固くて梅干みたいで、
パッケージを見たら「中国産」だった・・・と言った。
HILOのライチは、本当に美味しい。
6月の頭から7月までの1ヶ月が、ライチのシーズンで、
それを過ぎると来年まで待たねばならない。
日本だと、夏でもリンゴや柿が食べられるけど。
だから、この1か月の間に、ファーマーズマーケットに通ってライチを買い
冷凍庫で凍らせて、少しずつ食べる。
食後に、3つほど出して、シャーベットになったライチを食べる。
あとをひく美味しさなので、つい、あと2つ出して食べる。
6月にハワイに来たら、ぜひライチを食べてほしい。