太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

島国

2019-06-12 08:13:42 | 日記
職場によく来てくれる、日本人のツアーガイドのHさん。
知り合って3年近くになるが、
私の友人と、まったく違う職種の職場で何年も一緒に仕事をしていたことがわかった。
会うのはお互いに仕事中で、ゆっくり話をすることもできない。
お茶でもしたいね、と言い合うのだけれど、
まったく休みが合わず、家も遠いのでそれも叶わず。
それで、共通の知人だったことがわかるのに3年かかったというわけだ。
「さすが島国、世間は狭いねぇー」
と笑いあった。

島国といえば、
同僚達の殆どは、ハワイ生まれハワイ育ちだ。
彼女達は口を揃えて言う。

「誰かとつきあう前に、親戚関係をチェックしてからじゃないと付き合えない」

ちっさい島に(ちなみにオアフ島は静岡市より少し広いぐらい)
人々が何世代も住み続けていると、知らない間に親戚が増えてゆく。
実際、同僚の中の二人は親戚で、出入りしているツアーガイドは、
他の同僚の従兄弟だ。
それも、つい最近まで知らなかったというのだ。
どこかで、知らない誰かと繋がっている、それが島国。