太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

楽観的、つっても

2019-10-01 19:49:05 | 日記
新しい仕事を探していた夫が、私の説得により、
今の仕事を続けることにした(はず)のは、つい2日前のことだ。

  (その記事はコチラ  アホかいな、と思うとき - 太平洋のまんなかで

今朝、元気に仕事に出かけたが、
私が家に帰ると、再び仕事を探していた。
結局、今の仕事を辞める意思は固い模様。
そのときの、私の気持ちといったら・・・・・・

夫が仕事を辞めるたび、何がどれだけ嫌なのかは、その人でなければわからない、
と自分に言い聞かせてきた。
実際そうだと思うし、そうでも思わないと夫を責めたくなる。
今度の理由は、酔っ払っていたときに言ったような、
暑いとか泥だらけだとかそういったことではなく、聞けば、まあそれは
辞めたくもなるかもしれない、というような状況ではあったけれど、
ほとんどの人は、そういう状況の中で、なんとか折り合いをつけて働いているんじゃなかろうか。
せっかくピッタリの仕事だと思ったのに。
せっかく昇給するところだったのに。

見るからに落胆し、ドヨーンとなった私を夫が励ます。

「心配しないで。もっといい仕事探すから」
「Life is GOODでしょ」
「そんな顔しないで。大丈夫だってばー。ビールでも飲む?」

ビールどころか、食欲だって失せた。
この明るさは、なんなんだろう。
変化を恐れない図太さは、なんなんだろう。
どうしたらこんなに楽観的でいられるんだろう。



夫が仕事を辞めるたび、大騒ぎする私に友人は言う。
「家だってあるし、元気で裕福な親だっているし、ぜーんぜん大丈夫じゃん」
私が友人だったら、私もきっとそう言うかもしれない。
でも、そういうことではないのだ。
安定したいのだ。
不安になりたくないのだ。
辞めたいときに私が仕事を辞められるように、なりたいのだ。

どうすればいいかも、私はわかっている。
不安にならなければいい。
心配しても、なにがどうなるわけじゃなし。
今までもどうにかなってきたように、どうにかなるさと思っていればいい。
わかっちゃいるけど、簡単じゃないこともわかってる。


夫と暮らしてきて、学んだことはたくさんある。
望まない出来事が起きてきたとき、
そのことに抵抗したり、そうならないように策を練ったりしているうちは、どうにもならなくて、
私が腹をくくって、もうそれでもいいじゃん!という気持ちになったとき、
やっと事態が収束していったり、案外うまくいったりする。


楽観的、ねえ。
それはきっと私に足りない部分なのかも。
私が腹をくくれるのに、あと何日かかるだろう。