太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

チャイナマンズ ハットがすき

2019-10-23 19:16:49 | ハワイの自然
どういうわけか、チャイナマンズ ハットが好きだ。
モコリイ というハワイ語の名前があるが、通称のチャイナマンズ ハットのほうが知られている。
チャイナマンズ ハットはその名のとおり、中国人がかぶる帽子の形に似ている。
我が家から車で10分余り走ったところに、その島はあるが、
島はずっと手前から見える。

チャイナマンズ ハット

ビーチからカヤックで島まで行くこともできる。
私はまだ島まで行ったことはないけれど、夫は子供のころから何度も行っている。
遠浅だから、ボディボードを持って、ライフジャケットを着て、泳いで行こうと夫は言うのだが、それはちょっと私には冒険すぎるか・・・・
楽しそうではあるけど。

チャイナマンズ ハットの物語は、こうだ。

昔、中国に美しい村があり、そこに住むリックビーンという男の子は、仲良しの女の子メイメイのことが好きでした。
その女の子は帽子を作るのが上手で、その男の子にも帽子を作ってくれました。
リックビーンは体が小さいことが悩みで、もう少し大きかったらメイメイと釣り合うのに、と思っていました。
リックビーンは、あるとき漢方の店に行き、身長が伸びる薬を調合してもらいました。
店を出たあと、リックビーンは店の主人の言いつけをまもらず、
買った薬を全部一気に飲んでしまいました。
するとリックビーンの体はみるみる大きくなって、木よりも高くなってしまいました。
これではメイメイに会うことができないと悲しんだリックビーンは、遠くへ行こうと海に飛び込みました。
その間にも体はどんどん大きくなっていきました。
リックビーンは潮に流され、流れ着いた南の海で、リックビーンは帽子だけを海の外に出して、深い眠りにつきました。



チャイナマンズハットの前のビーチを、ずんずんと南に向かって歩いてゆく。



どこからみても、見る人をほっとさせるような形。
と、私は思う。
私の作品の中で、チャイナマンズハットを題材にしたものは、
もっとも売れる作品のひとつ。


上の写真の、南側は、こんなふう。
この日は雨が降ったりやんだりで、空と海の色が神秘的だ。