太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

あなたの電車に行き先は書いてあるか

2019-10-27 15:58:28 | 日記
私が所属しているアート団体の、年に1度恒例のショーが始まった。

1年は早いなあと思う。
右上の鯉と波紋の絵が、今回私が出品したもの。
この団体の会員は、アマチュアもプロも混ざっているが、だいたいどこもそうであるように、平均年齢が高い。
ほとんどがリタイアした人たちで、私など「若い人」のうちに入る。
年間を通して、いろいろ活動しているようなのだが、私は時間がないので参加しない。
所属している意味あるのかなァーと毎年思いつつ、今年も年会費を収めた。


私はこれから、どうしていきたいんだろう、とふと思う。
仕事を辞めたら、好きなだけ絵を描いて売りたいんだろうか。
今は3か所のギャラリーで売っているのを、もっと増やしていくんだろうか。
私の絵の仲間たちのように、ただ楽しむために創作して、
たまに仲間内で展覧会をやったり、人に譲ったりする生活をしたいんだろうか。
近い将来を思い描こうとしても、霞がかかってしまう。


私は自分がこれからどうなりたいか、決めていないことに気づく。
これでは私は行き先の書いていない電車に乗っているのと同じ。
このままではどこに連れていかれても文句は言えない。

以前、恋愛がうまくいかなくて、ヘビー級のセラピストに通ったことがあった。
エンジェルリーディングに出会う前の段階で、
当時の私は相当に波動が重くて、ヘビー級のセラピストにしか繋がることができなかったのだと思う。
私はそこでヘビー道を極めたつもりになり、
いくら望んでも思い通りにならないのだから、もう願うことをやめて、
川の流れに乗っかって、流れ着いたところが私の幸せなのだ、
などと思い、そうだそうだ、それこそが私が行くべき道なのだと晴れ晴れとした気分にさえなった。

が、その途端、そのヘビー級のセラピストとなぜだか会えなくなった。
予約をとっても、なぜかキャンセルせねばならない状態になる。
会うために電車に乗れば、何かが起きて電車が遅れ、時間に間に合わない。
メールが届かない、電話で連絡もとりにくくなる。
そして出会ったのが、トンじゃってるエンジェルリーディングのセラピストだったのだった。



行き先を、書かねば。