太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

3月。ローカルのタンジェリン

2020-03-02 13:03:35 | 日記
今日は夫は仕事で私は休み。
朝のうちにチャチャっとアートの税金の申告書類を作ってしまって、あとは創作にあてよう。
と思ったら、書式が変わったり、読み込めなかったりで
結局お昼までかかってしまった。
私のアート関係の収入など、スズメの涙どころかゴマにも満たない。
それでもやはり、小心者の私は、払うべきものを払わないでいることが怖くてできない。
英語と格闘しながら、「めんどくさい」と思う気持ちをこらえつつ(めんどくさい、と言わないのが2020年の抱負だから)
粛々と申告書類を仕上げた。


雨が多い冬は、
庭の木が、もりもりと育つ。


今年は4本のハイビスカスが元気。
この色、すごく好きだ

このピンクも素敵

ライムの花

花のあと、実をつけたら、またライムマーマレードを作る予定。
マーマレードを作った話はコチラ
あんなにたくさん作ったと思ったのに、
あまりに美味しいのでどんどん人にあげてしまい、残すところあと一瓶しかない。

タンジェリンの木

この写真では見えにくいけれど、たくさん実がなっている。
地元のタンジェリンは、見場が悪い。
スーパーでも時々売られているけれど、ネーブルなどと比べたら、美しさにおいて
かなり引けをとる。
が、皮が薄くて、とってもジューシー。
これがうちのタンジェリン

大きさはネーブルぐらい。
絞ってジュースにすると、すっきりとした甘さで、酸味がほどよくきいていて美味しい。
ひとつで一人分たっぷりのジュースができる。
ハワイに来て、ローカルのタンジェリンを見かけたら、試しに食べてみるとわかる。
きっと昔のミカンはこういう味だったんだろうな、というワイルドな味がする。










コロナウィルス 我が家の場合

2020-03-02 12:56:06 | 日記
3月にハワイに来る予定だった知人が、コロナウィルスのために延期したという。
日本は学校が一斉に休校になったとか。
ハワイでは、どこにいってもマスクが売り切れ。
夫の職場でも、工業用のマスクを求めに毎日のように人が来て、
職場で使うものだけしか残っていないらしい。
マスク以外にも、巷ではトイレットペーパーも水も品薄だという。
まあ、マスクを買うのはわかる。でもなぜトイレットペーパー?
行動や輸入が制限されたときのため、だというのだけれど
こういうときに白けているのが我が家の人たち。
「排泄なんか庭の隅ですりゃいいじゃん、葉っぱもあるし」
と思っている。
ハワイの人たちは、ハリケーンが来る、というだけで、トイレットペーパーや水や
カップラーメンを買いに走り回る傾向がある。

私が小学生の頃から、「東海沖大地震が来る!」と言われ続け、
何月何日に来る、などというデマも流れ、そのたびに非常持ち出し袋を揃えたり
靴を枕元に置いたり、タンクに水を入れておいたりしてきた。
そのうち非常持ち出しの中の水は古くなり、乾パンは何年も前の日付、
タンクの水も藻がはえて、懐中電灯の乾電池がさびてくる。
通帳や印鑑を、いちいち非常持ち出し袋から出し入れするのも億劫になり、
非常持ち出し袋じたいが、押し入れの奥などに追いやられて、いざというときに持ち出せない。
ということをやってきた私には、きちんと備えることは難しいし、
結局そのときにならなきゃわからない、という思いがある。

我が家には、大高齢者や子供がいないからというのもあるだろうが
今のところコロナには振り回されていない。
夫の叔母のうちの冷蔵庫は、食べ物でぱんぱんになっているらしい。
行動制限されて、ものが流通しなくなったら、
食品庫の中のものを食べきったあと、叔母のうちにもらいに行こう、などと簡単に考えているのである。