棚ぼたの春休みも、二日目。
休みが決まったときは、これで思い切り絵を描けるぞ、と張り切った。
その気持ちは変わっていない。
今だって、そう思っている。
しかし、昨日私が創作した時間は、30分。
今日は、今の時点ですでに3時近いが、1分たりともやっていない。
昨日は、夫を職場に送り迎えしたり、日本食スーパーに寄ったりした。
普段は時間がとれなくてできないブログも、書いた。
昼寝だってしなかったし、本も読まなかった。
夕食はシュートメが全部用意してくれたので、それでも半日ぐらいはできたはず。
あの半日は、いったいどこに消えた?
今日は、夫を送り出してから、久々にウォーキングをした。
40分ぐらいで戻ってきて、シャワーを浴びた。
私の職場から、連絡用に、あるアプリケーションをダウンロードするように言われていて、
それと格闘していたら、10時近くなっていた。(ただダウンロードするだけ)
ただダウンロードするだけの、それが、よくわからなくなり、
夫の叔父叔母の家に行って助けを求めようと、家を出た。
銀行に寄ったり、カイルアに行って、買い物をしたあと
叔母の家にお邪魔して、すぐに問題は解決。
リビングには、昨夜始めたばかりというジグソーパズルが広げてあり、
つい、叔母と一緒にそれにとりかかってしまい、家に帰ったら2時。
今夜の夕食は私が作ることになっているのでキーマカレーを作り
ブログを書いてから絵を描こう、として、はや3時だ。
今日こそは、ほとんど1日絵を描けるはずだった。
その1日は、いったいどこに消えた?
ほんとは気づいている。
私はこうやって、過去の夏休みという夏休みを過ごしてきたことを。
夏休みの宿題は、7月のうちにほぼ終わらせて、あとはのんびりする。
と決意も固く、まずは宿題の予定表を作成する。
色付きの、それはすばらしい予定表ができる。
その予定表のとおりに進んだことは、
小学校6年間と、中学高校6年を合わせて12年のうち、ただの1度もない。
やらねばならないことは、先延ばし。
まだ時間がある、と思って1日のばし。
そしていつも、土壇場になって、お尻に火がついてから取り掛かる。
宿題をやらないで登校する度胸はないから、親に叱られながら
到底こなしきれなそうな量の宿題を、半泣きでやる。
半泣きしながらも、夕方6時半の「サザエさん」は観る。
それを12年間、ばかみたいに繰り返してきた。
反省はするが懲りない。
三つ子の魂百まで。
結局、私のようなタイプは、暇な時間があるとダメ人間になるのだろう。
専業主婦にずっと憧れてきたけれど、きっと仕事をもっていてちょうど人並。
休みはあと1週間ほど残っている。
この期に及んで、「明日こそ」と気持ちを新たにする自分が、
愚かしいのを通り越していとおしくさえ思うのである。