太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

7時間ドライブ

2021-02-08 12:51:40 | ハワイの自然
スカッと晴れた休日の朝、大きなサーマスに一杯のアイスコーヒーを詰めて、
保冷剤を入れたクーラーボックスを持って、8時ちょうどに車に乗り込む。

店が混まないうちに、日本食スーパーに行く。
冷やしておきたいものをクーラーボックスに入れて、
ヴィッキーに教えてもらった、カカアコのファーマーズマーケットに行った。

元、ワードセンターがあった場所が公園になって、そこで毎週土曜日のお昼までファーマーズマーケットがある。



食品以外にも、アートや植物のお店もたくさん出ていて楽しい。
かなり広いので、ゆっくり見て歩くと1時間ぐらいすぐに過ぎてしまう。
オーガニックのフェンネルとニンジン、シラントロを買い、
サマーロールをブランチにして、車の中で食べた。
歩きながら食べるのは、衛生上よくないと言われているのだ。

そのあと、友人が働くお店に寄って、
ココナツミルクを買うのにスーパーをいくつか梯子して、
TJ MAXであれこれを買い、
カハラモールに寄って、
東海岸をドライブして家に向かう。

マカプウの手前あたり

うさぎ島

うっすらモロカイ島が見える

モロカイを眺めていたら、まさにこの正面でクジラが跳ねた。
クジラの子供が、何度も水面からジャンプしていた。

我が家のある村に戻ってきてからも、ペットショップやら何やら数か所に寄っていたら、
家に戻るときにはすでに出かけてから7時間過ぎていた。





医者の年齢とアンクル サム

2021-02-08 12:25:59 | 日記
先月の定期健診で、虫歯になりかかりの歯と、上の歯が少し欠けているのが見つかったので、その治療に出かけた。

歯医者

義父のオフィスを引き継いだのは、爽やかな好青年のクリストファー。
クリスは30代前半だろうか。
最近、医者の年齢が気になるようになった。

私よりも年齢が上の医者だと、私がまだ必要としている間にリタイアしてしまうのでは・・・

歯医者や主治医といった、できるだけ変えたくない種類の医者は特に心配になる。
義父が治療をしてくれていた頃は、気楽でよかったが、リタイアしたらどうしたらいいだろうと思っていた。
ずっと若いクリスになって、これで歯は安泰だと胸をなでおろしている。

この感覚は、自分よりも年下のアイドルが出てきたのが最初で、
学生時代の教師の年齢を追い越し、
気がつけば、職場の同僚の母親といってもおかしくなくなっており、
そこへもってきて、働き盛りの医者たちまでもが年下になってきている。
そのうち年上を探すほうが難しくなってくるだろうから、心配することはないんだけど、
ここまで来たか、という思いはある。



治療をしていたら、衛生士のアンが私のブレスレットを見て、
「あ!私と同じ。ほら!」
そう言って見せてくれたのは、色違いのブレスレットだった。
これは友人がクリスマスにくれたもので、情報に疎い私はそれについて何も知らなかったのだが、
アンが言うには、このブランドは、売り上げの一部を地球や動物を保護する基金にドネーションしているそうだ。
Puravida

ターコイズブルーのブレスレットは植林に、紫色は象を保護するなど、
色によって、目的が違うのだという。
なんだか素敵なコンセプトじゃないか。


治療代は、455ドル(4万6千円ぐらい)。
もちろん、保険が効いて。
しかし私にはアンクルサムがいる。


コロナウィルスによるパンデミックで、政府から一人600ドルの援助金が出た。
うちは二人合わせて1200ドルが、デビットカードになって届いた。
支給方法は人によって、デビットカードだったり、銀行口座に振り込まれたり、いろいろのようだ。
そういう、政府からの援助金のことを、アンクルサム、と呼ぶ。


デビットカードの場合、うっかりすると有効期限があることもあって、
さっさと使ってしまうに限る。
本来なら、家賃とか食費など生活にかかわることに使うものなんだけれど、
うちの場合は主に楽しいことに使うことにした。
外食したり、気に入った服を買ったり、化粧品を買ったり。
デビットカードを使うたびに、夫と二人で
「ありがとう、アンクルサム!」
と言い合った。
たいしてお金のかかる生活をしていないので、けっこう使いでがある。
それで、歯の治療費もそこから払ったのだ。
ありがとう、アンクルサム。