太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ゲシュタルト崩壊が止まらない

2021-02-18 11:19:36 | 英語とか日本語の話
書初めとか、大きなポスターの文字とか、
じっくり時間をかけて字を書いていると、だんだんその文字が見慣れない物のように思えてくる現象が、ゲシュタルト崩壊

この「ゲシュタルト崩壊」という言葉を知るまでは、
私はどこかおかしいんじゃないか、と思っていたけど、よくあることらしいので安心した。

社会人になりたての頃、地方のテレビ局で働いていて、
テレビ画面に映る文字や絵を作成したり、手描きするのが仕事だった。
今じゃもう、手描きのフリップなんか使っているところはないんだろうけれど、当時はそういう時代だった。
しっかりとレタリングぽく文字を描くとき、よくゲシュタルト崩壊になった。

たとえば「縁」という漢字を書いているうちに、
漢字のパーツがバラバラになっていって
正しく書けたはずの字を見ても、「こんな字だったっけ?」と確信が持てない。


これが、最近頻繁に起きている。
日本語で、誕生日のメッセージを書くとき、手帳にスケジュールを書き込むとき、手紙を書くときに崩壊は起こる。

優しい、の「優」
御無沙汰の「御」
寂しいの「寂」

書き方がわからないのではなく、書けているのに確信がもてない。
立ち止まって眺めれば眺めるほど、混乱は深まる。
スマホで確認して、それで正しいとわかっても尚、見慣れない感がぬぐえない

本を読まない日はなく、ブログだって書いている。
それでも、自分の手で文字を書かなければ、読めるが書けない文字が増える一方だ。
日記をつけてみるのがいいのだろうが、飽きっぽい私にできるはずもなし。


昨日、プライスカードを書いていた同僚が、
「ねえ、これで合ってる?」
と言って、「Glasses」と書いたカードを私に見せた。
「合ってると思うけど、母国語でしょうが」
「いや、そうなんだけど、なんか見慣れないような感じがしてきてさぁ」
英語でも崩壊は起こるものらしい。


当番の「当」の字ですら、じっくり眺めていたら、
なんだか知らない文字のように見えてきてしまう。
どこまで崩壊していくのか、恐ろしい気がしているのである。







メタボリズムのタイムラグ

2021-02-18 10:07:48 | 日記
精進の末、やっと妥協ではあるが目標体重になり、
しばらくそれを維持していたので、調子に乗った。

私が体質的に食べない方がいいものは、悲しいかな私が好きなもの。
中でも、好物の小麦とピーナッツとゴマは、最も私が代謝しにくい食材。
だからアーモンド粉を使ったパンケーキや、他のナッツ、玄米パスタで
食べたい欲求をしのいでいたのだ。

先ごろ、職場でピーナツバターのクッキーを売り始めた。
小麦とピーナッツの組み合わせだから、食べないほうがいいにきまってる。
きまってるけど、美味しいにきまってる。
早く売れてしまってくれと無視していたのに、同僚が買って分けてくれた。
妥協の体重を維持していたから、1枚ぐらい、いいだろうと思って食べたら
ほろりと崩れるクッキー生地に、濃厚なピーナツバターの香り。
想像以上の美味しさに感動した。


翌朝、体重を測ると、少し減っていた(毎朝体重を測っている)。
体重より、見た目や服の着心地のほうが大事だとは承知しつつ
私のような人は数字で管理しないと、ズルズルとした生活になってしまう。



ピーナツバターのクッキー食べても太らない!?


調子こいた私は、ピーナツバターのクッキー(8枚入り)を自分用に買い、
タッパーに移して冷蔵庫に入れ、1日に1枚ずつ食べることにした。
それを毎日食べても、体重は維持できており、
ますます調子こいて、アイスクリームを買った。
1度に食べる量は、スプーンに2杯程度だが、夕食後に食べた。
それでも体重は変わらない。

デザートを食べても太らない体質になったのかも?(ありえないだろ)

すっかり気が弛んだ私は、シュートメが焼いたパイを食べたりしていたが、
8枚入りのピーナツバターのクッキーがなくなる頃、一気にそのツケがまわってきた。

昨日の朝、いきなり2パウンド増えていた。
1パウンドぐらいは、普通の生活をしていれば増えたり減ったりするので
1日たてばもとに戻るだろうと思った。
昨日は仕事で、1日中くるくるとよく動いたし、朝ウォーキングもした。
間食には、同僚がくれた、豆でできているブラウニーを食べた。
夕食は控えめにして、野菜をメインにした。
これで今朝はもとに戻っているはずと思ったら、2パウンド増えたまま。


食べてすぐ太るのは、若いうち・・・・たぶん


クッキーや、パイや、アイスクリームが体内で蓄積されるのに10日以上のタイムラグがあるということなのか。
そうとしか思えない。
今日からしばらくは間食なしで、時差でまわってきたツケを払う。