太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

外猫

2021-05-01 15:06:12 | 日記
我が家の玄関の外に、靴を履くのに腰掛けるベンチがある。
買い物したものを入れてきたマイバッグは、中身を出したらその上に置いておくのが習慣になっている。

先日の朝、出がけにマイバッグを車に入れようと手に取ったら、ほかほかと温かかった。
「きっと野良猫が寝ていたんだ!」
夫と私はそう確信した。

その翌朝、私はそっと玄関ドアのガラスから覗いてみたが、暗くて見えないので
玄関ポーチのライトをつけてみた。
すると、マイバッグの上で、うちのガールの方の猫に似たサビ色の猫が
いきなり明るくなったので眩しそうに眼をしばしばさせていた。
夫を呼び、二人で覗いていたら、私達に気づいて逃げてしまった。


うちの庭には、何匹かの猫がやってくる。
黒と白のブチ、グレーのまだら、黒猫、そして最近やってくるのが、このサビ猫。
うちの庭からジャングルを通って隣のお寺にも行けるし、人はいないし、
どの家にも塀のようなものはないので、庭から庭へと自由に歩ける。

買い物をしなくてマイバッグが置いてない日には、来ない。
マイバッグがあると、朝、ホカホカとぬくもっている。
屋根があるから雨が降っても安全だし、いくつかの今日の寝床の候補地に、
うちの玄関があるのだろう。

そこで、段ボール箱に使わなくなったタオルを敷いて、そこに置くことにした。

矢印が、お手製のベッド

猫というものは、箱と見れば本能的に入ってしまうのは、うちの猫で実証済。
だから、ただタオルを置くよりも、箱にしたほうがいいかもしれないと思ったのだ。
箱が大きすぎたので、わざわざ手ごろなサイズにするという手間のかけよう。
猫は大きすぎるよりも、小さいぐらいの箱が好きみたい。

今夜、あの仔は来るだろうか。








せーの、でやめてみたらどうかと思うこと

2021-05-01 14:47:42 | 日記
パンデミックになった頃は、その日の新規感染者数をチェックするのが日課だった。
仕事もしてないし、暇があったのもある。
それも、今年に入ったあたりから興味が薄れ、忙しくなった数か月前から
なんかどうでもよくなった。

時々誰かが、どこで何人、と教えてくれる。
ハワイは、ワクチン接種対象者の半数が接種済ということになっているが、
新規感染者は相変わらず三桁で、
遠くインドでは1日に40万人だというので驚いた。

大きな声では言えないが、私は思う。

いっそ、せーの、で数えるのやめたら?

インフルエンザだって数えないじゃないか。
何人、と知れば不安が沸き上がる。
その数字だって、どこまで真実かわかったもんじゃないのだし。

マスクがどれほどの効果があるのか、はなはだ疑問ではあるけれど、マスクなしではどこにも行けないので仕方がない。
外に出る時にはマスクして、こまめに手を洗い、換気のいいところを選び、
自然と触れ合い、正しく食べて、よく眠る。
そうやって、自分にできることをやって暮らし、不安になるニュースを見ないでいたら
コロナ騒ぎはどこか遠くの世界で起きていることのように思えてくる。

外側の平和は、内側の平和から。