ハワイでは、構想数十年、苦節数十年のモノレールを建設中だが、遅々として進まない。
予定では昨年2020年完成だったのが、10年延びた。
(「絵に描いた餅のモノレール」の記事はコチラ)
そのモノレールに、新たな問題が出てきた。
電車の車両は、既に日本企業のものが用意されているのだが、
その車輪の幅と、レールの幅が合わないというのだ。
今さら何が出てきても驚かないもんね、と思っていた私でも、これにはたまげた。
なんでそんなことが今までわからなかったのか?
ていうか、
なんでレールを作るとき、あるいは車両をオーダーするときに誰も確認しなかったのか?
もし私がモノレールの責任者だったら、ありうることだろうけど、
ちゃんとした人たちが集まってやっているのに、なんでこんなことが・・・
ニュースの記事によれば、
「対処方法として、車両の幅を変えるか、レールの幅を変えるかのどちらにするか関係者は協議中」
であるという。
そりゃ、それしかないだろうよ。
どっちが安上がりにできるか、でしょうよ。
2032年に完成というのも、ただのハッタリになったな、これで。
詰めが甘く、思慮が浅く、おおざっぱな私までも呆れるようなことが平気で起こる、
ハワイはそんなのどかな島なのである。