太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

流れ

2021-05-14 07:34:16 | 日記
突然仕事を辞めた夫の勤め先が決まったのだが、(その記事はコチラ
今になって、もうひとつ、来てほしいというところが出てきた。

仕事を決めたあとで、義理がある先がセットした面接に行った。
もちろん断る前提で行ったのだが、そこで強く先方に引き止められている。
その仕事は少し変わっていて、4か月の研修が終わったら、一人でひとつの営業所(といっても一人だけだが)を任されて、お客が来たときに対応する。
お客が来ないときには、読書していてもパソコンいじっていてもかまわない。

「楽だけど、1日が長そうだねえ。でも好きにすればいいよ」

ぼんやりしているのが嫌いな私はそう言った。

「そうなんだよ、ランドスケープのほうは、二人一組で動くし、もうちょっと社会性があるよね。それにランドスケープは、年収にして100万円多い

ナニ!!!!

何を迷うのか理解できなかったが、平静を装って言った。

「100万円は大きいね」
「そうだよね、それで毎年日本に行けるよ」

先方はなんとか引き止めようと、それで面接の翌日の今日、トライアルで1日そこで働くことになった。


仕事が決まった日から、夫は猛然とあらゆるデトックスを始めた。
なんとなく放置してある書類を一斉に片付け、車を隅々まで掃除し、
庭のハイビスカスを剪定し、クロゼットの中の服を洗い直し、お酒をやめた。


私が、なんとかしたいと思っていたことがらは、私がなんとかしようと思うのをやめたときに、スーっと流れてゆく。


いつも、そうだ。
いつも、そうなのに、毎回なんとかしようとしてしまう、懲りない私。


私の頭の中には、「100万円!」がグルグルしているが、
ものごとは最善に収まってゆくのだと信じている。