太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

コロンスカピーまでの長~い道のり

2021-05-28 07:47:30 | 日記
めでたく50を超えると、コロンスカピー(大腸の内視鏡?)のお知らせがくる。
5年前に初めて受けて、次は5年後と言われ、まだずーっと先と思っていたのに、あっというまにその5年が経ち、次のお知らせが来た。
義務ではないけど、お年頃ではあるから、やることにした。

と言っても、すんなりいかないのがアメリカで、それをさらにややこしくするのがコロナ禍。

検査を受けるのは、Kという総合病院だが、
まずは私のかかりつけ医者を通さねばならないので、かかりつけ医の予約をとる。
それが4月の初め。

ホノルルのかかりつけ医に40分運転をしてゆく。
身体の状態をみるために、血液検査をするという。
もちろん、血液検査専用のラボでしかできないので、医者がラボ宛てに書類を作って、その日はおしまい。


日を改めて、血液検査を受けにホノルルまで行く。


数日後、検査の結果が出たから来いと、かかりつけ医から連絡がきて、
予約をとって、再びかかりつけ医に行く。
検査結果を聞き、そこで初めてK病院の医師と「電話問診」の予約をとる。

コロナ以前は、直接K病院に行って医者に会えたのだけれど、今は全部、電話なのだ。
決められた日の、たとえば9時半から10時半の間に医者から電話がきて、フェイストークで話す。



その医者との電話面談の数日前に、医者の秘書から電話があって、細かい問診を受けた。


電話面談の日は、私は仕事。お客様対応中に電話がくるかもしれず、
マネージャーに、その時間帯に電話に出たい旨を伝え、すぐに仕事を代われるように、常にマネージャーが私の近くにいてくれた。
が、時間を過ぎても電話が来ない。
20分が過ぎ、私はK病院の医者のオフィスに電話をしたが、土曜日でお休みのため、留守電を残した。

ところが、その留守電を残している間に医者から電話があったのだ・・・・



週明け、K病院に電話をし、再び電話面談の予約を取り直した。
検査の日は既に決めてあったので、その前にどうしても面談せねばならず、
ぎりぎりの日程で予約がとれた。


しかし、その予約日も私は仕事で、それも1番忙しいレジスターの、しかも、
1番店が混む時間帯。
その上、人手不足でその日はマネージャーが一人しかおらず、ゼネラルマネージャーに相談した。
絶対にその時間帯は、レジスターには長蛇の列で、
店内にも人は押すな押すなの状態だ。(社会的距離なんてもんはないに等しい)
そんな中で、かかってきた電話に出ていられるものか。
結局、私が電話に出るために、休みだった他のマネージャーが出勤してくれることになった。


電話面談の予約日、思った通り、ものすごい忙しさの最中に電話がかかってきた。
レジを打ちながら電話を取ろうとしたら、なぜか切れた。
近くにいてくれたマネージャーが、すぐに代わってくれたので、外に出てかけ直し、
やっと医者と話すことができた。フェイストークでなく、普通の通話だけど、この際なんだっていい。



大腸検査なので、検査前にやることがいろいろある。
前回は病院に出向いたから、用意されていたキットを受け取れたけれど、
今回は最寄りのドラッグストアで受け取る。
ギリギリの日程で電話面談し、そのあとなので検査まで時間がない。
夕食のあとにドラッグストアに行ったら、まだ医者からの連絡がきていない。
処方箋なしで買えるものを、薬剤師が揃えてくれて、それを買って帰った。

検査の2日前、K病院に電話をし、処方箋が届いていないことを伝え、
仕事で行けない私のためにシュートメが受け取りに行ってくれた。


そうして、今日が検査。
ここまでくるのに2か月近くかかり、スムーズにいかないあれやこれやを思うと、どっと疲れる。