太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

家族水入らず

2021-05-26 08:22:55 | 日記
ハワイは今週末から、ワクチン接種していても、していなくても、外ではマスクをつけなくてもよいということになった。
ワクチンの接種率は50%近くになっていて、今では予約なしでも、近所のドラッグストアなどで接種できる。
私は、このまますっとぼけて接種しないでいられるといいなと思う。



シアトルに住む義兄が、一人で来ている。
幼馴染の父親が亡くなり、そのメモリアルに参加するためで、
その日を挟んで1週間あまり滞在する。
仕事はリモートで、シアトルとは3時間の時差があるので、午後3時までには仕事は終わってしまう。

義両親と義兄

ノースショアでシュノーケルしたあと、カイルアまで来て泳いで、
みんなでかき氷を食べた。



叔父叔母も呼んでディナーを囲む。

右は叔父、左が義兄

義兄に会うのは何年振りか。
彼は大学時代からシアトルに住んでいるので、ハワイにいた歳月よりもずっとシアトルのほうが長くなった。
食事をしながら、子供の頃の思い出話に花が咲く。

義兄が魚を飼っていた巨大水槽が割れて、部屋が池みたくなったとか、
夫が3歳のときのハロウィンで、魔女に変装した隣家のおばさんを見て泣いて帰ってきたとか、
親がジャンクフードを食べさせなかったために、友達が遊びに来てくれなくなったとか。

夫と義兄は好対照。
姿も性格も、まったく似たところはない。
離れているからいいようなもので、どちらかというと関係は疎遠なほうだ。
それでも、こうして家族4人が集まると、このバランスがいいのだなと思う。
家族だからといって、みんながみんな、べったり仲良しなわけじゃなく、
なにか一物もっていることのほうが多いかもしれない。
けれど、それこそが、自分が望んで乗り越えたい、消化したいことだったのかと思えば、
家族という因果な役目を引き受けてくれた相手は、人生においてもっとも重要な存在なのだろうなと思うのだ。