太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

91.4m

2021-09-13 08:13:33 | 日記
デンタルフロスがなくなった。
いきなりなくなってしまって困るものの一つがデンタルフロス。
何個かまとめて買い置くのだが、買い置きの最後を使っているときは再び振り出しに戻って、いつなくなるかとハラハラしながら使う。
だいぶ使っているし、そろそろ買っておこうと思うのだが、いつも忘れる。
ケースが透明になっているとか、レジスターの紙ロールみたいに、終わりに近づくと赤い線が出て知らせてくれるとか、
そういう顧客のことを考えた商品が、なぜ出ない?
サランラップだって、日本のは使い始めがわかるようになっているのに、
こちらのは目印がないので、使い始めのしょっぱなから、端っこ探しにイライラすることになる。


そうそう、デンタルフロス。

夫が使っているフロスは、グライドというタイプで、きしめんみたいに平たい。
歯並びが良いアメリカ人である夫には、グライドがいいらしいのだけど、
大小の歯が入り組んでいる日本人の私は、普通の糸のようなフロスがいい。
その夜は、仕方がなしに夫のグライドを使い、翌日買いに行った。
そこで私は、お徳用フロスを発見した。

お徳用フロス

なんと長さが91.4mある。
普通のフロスと比べてどのぐらい大きいかというと、
こんなにデカい。

91.4mあったら、年が明けても使えるかもしれない。
いやー、これはいいものを見つけたと夫に自慢し、ホクホクしながら帰ってきて、
いざ、使おうとして封を切って凍り付いた。

それはきしめんタイプのグライドだった _| ̄|○・・・・

ああ、なんということか。
私が苦手なきしめんフロスが、91.4mも・・・
犬歯とか、奥歯の重なった部分にはさまって抜けなくなったりして、嫌なんだ。
これを2022年になっても使い続けるのか。
夫にあげようにも、夫のは、歯医者からもらったのとか売るほどあるし、
自慢して買った手前、間違いでしたと言うのもなんだか癪だ。
仕方がないので、いつもより長めに引き出して使っているのだが、
つくづく、自分の詰めの甘さ、注意力のなさが恨めしい。
こんなことを繰り返して半世紀。
今さらどうにも治るものではないのはわかっているだけに、ため息しか出ない。