世の中には不思議がいっぱいあって、
ものを知らない私の不思議は人よりも多いのだろうが、
ふと思い出したように繰り返し不思議に思うことがある。
その1) これだけの人間が地球上に生きていて、
よくもまあ同じ顔というものがないもんだなあと思う。
サンフランシスコのピアにあるカフェで、窓に向かって座り
道行く人々をぼんやり眺めながら改めて思った。
顔のパーツは同じで、それぞれのパーツのある場所もだいたい決まっていて
それでいて同じ顔がない。
人間が他の生き物と違うのは、知能や言語や文字だけじゃない。
シマウマの群を見ても、みんな同じで見分けがつかないではないか。
どうして人間だけなんだろう。
こういう仕組みを作った存在は、肌の色を変え、髪の色を変え、
工夫しながら、延々と違う顔を作り出していくのだから、すごいことだ。
例えば1000年遡って、存在した全ての人の顔をコンピュータで解析できるとしたら、
全く同じ顔がでて来るかもしれないと思ったりもする。
その2) ドレミファソラシドに、半音を加えただけの音から、
よくもまあ次々と違う音楽が生まれてくるものだと思う。
組み合わせを変え、リズムを変え、人間の顔のように
見事に違うものが生まれてくる。
人間の顔も音楽も、もうこれ以上はできない、という臨界点はないんだろうか。
サンフランシスコのホテルで、テレビを観た。
我が家にはテレビがないので、久しぶりのテレビ鑑賞である。
日本で時々みていたCSIものを観ながら、いつもの不思議が湧いてきた。
その3) なぜ、人は当たり前のようにネクタイを締めているのか。
ネクタイの起源は、1656年にクロアチアのクロアット連隊が、ルイ14世に使えるために
やって来た時、首に布を巻いていたことと言われている。
その布は身近な女性から、刀傷よけのために贈られたらしい。
それが500年もずーっと続いているなんて。
ハワイでは滅多にネクタイ姿を見ないので忘れていたけど、
どこの文明国でも同じ姿をしているのは不思議なことである。
その4) これだけテクノロジーが発達しているというのに、なぜ傘だけは変わらないのか。
傘で雨がしのげるのは頭だけだ。
風でもあれば、肩から下はぐしょ濡れである。
私は雨の中の歩き方が下手で、どんなに気をつけても脚の後ろが泥はねだらけで、
白い服を着た時など、本当にガッカリする。
他の星にも行ける、人間を冷凍もできる、クローンもできる、
それなのにどうして雨に濡れない何かができないで、
いまだに100年前と同じことをしているんだろうか。
雨の中を傘をさしつつ濡れながら歩くたびに、発明家の出現を夢みているのである。
できれば私が生きているうちに。
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ものを知らない私の不思議は人よりも多いのだろうが、
ふと思い出したように繰り返し不思議に思うことがある。
その1) これだけの人間が地球上に生きていて、
よくもまあ同じ顔というものがないもんだなあと思う。
サンフランシスコのピアにあるカフェで、窓に向かって座り
道行く人々をぼんやり眺めながら改めて思った。
顔のパーツは同じで、それぞれのパーツのある場所もだいたい決まっていて
それでいて同じ顔がない。
人間が他の生き物と違うのは、知能や言語や文字だけじゃない。
シマウマの群を見ても、みんな同じで見分けがつかないではないか。
どうして人間だけなんだろう。
こういう仕組みを作った存在は、肌の色を変え、髪の色を変え、
工夫しながら、延々と違う顔を作り出していくのだから、すごいことだ。
例えば1000年遡って、存在した全ての人の顔をコンピュータで解析できるとしたら、
全く同じ顔がでて来るかもしれないと思ったりもする。
その2) ドレミファソラシドに、半音を加えただけの音から、
よくもまあ次々と違う音楽が生まれてくるものだと思う。
組み合わせを変え、リズムを変え、人間の顔のように
見事に違うものが生まれてくる。
人間の顔も音楽も、もうこれ以上はできない、という臨界点はないんだろうか。
サンフランシスコのホテルで、テレビを観た。
我が家にはテレビがないので、久しぶりのテレビ鑑賞である。
日本で時々みていたCSIものを観ながら、いつもの不思議が湧いてきた。
その3) なぜ、人は当たり前のようにネクタイを締めているのか。
ネクタイの起源は、1656年にクロアチアのクロアット連隊が、ルイ14世に使えるために
やって来た時、首に布を巻いていたことと言われている。
その布は身近な女性から、刀傷よけのために贈られたらしい。
それが500年もずーっと続いているなんて。
ハワイでは滅多にネクタイ姿を見ないので忘れていたけど、
どこの文明国でも同じ姿をしているのは不思議なことである。
その4) これだけテクノロジーが発達しているというのに、なぜ傘だけは変わらないのか。
傘で雨がしのげるのは頭だけだ。
風でもあれば、肩から下はぐしょ濡れである。
私は雨の中の歩き方が下手で、どんなに気をつけても脚の後ろが泥はねだらけで、
白い服を着た時など、本当にガッカリする。
他の星にも行ける、人間を冷凍もできる、クローンもできる、
それなのにどうして雨に濡れない何かができないで、
いまだに100年前と同じことをしているんだろうか。
雨の中を傘をさしつつ濡れながら歩くたびに、発明家の出現を夢みているのである。
できれば私が生きているうちに。
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